ドコモ端末を2台持っているユーザーの中には、2in1で1台にまとめたいと考える人もいるだろう。この場合に「それぞれのドコモポイントはどうなるのか」「契約期間の引き継ぎはどうなるのか」といった質問が寄せられた。ここでは、2台ともFOMAの場合について解説する。
2in1にまとめる場合、まずはどちらをAモードにするかを決める必要がある。というのもドコモポイントや契約期間はAモードに割り当てた番号のものが引き継がれ、Bモードのものは消失するからだ。これはBモードの契約が、“いったん解約し、同番号・同メールアドレスで新規契約する”というフローになるためだ。
なお、2in1対応端末を購入する際、(いったん解約扱いになる)Bモードに設定する回線分のドコモポイントを利用することはできる。この場合は、まずBモードにする回線分の番号の契約買い増しとして、ポイントを使って新端末を購入する。そして購入した端末に、すでに持っているAモードにする回線のSIMを入れて2in1の手続きを行えばいい。なお、AモードとBモードで請求先が同じであれば、請求をまとめてしまうことでポイントを統合し、機種変更に利用することもできる。
「新いちねん割引」については、Aモードに割り当てた契約分は、機種変更の扱いになるため特に問題はない。ただ、Bモードに割り当てる回線に新いちねん割引を設定している場合、2in1契約時には解約手数料(3150円)は発生しないものの、新いちねん割引の更新月以外に2in1の契約を解除すると、その時点で解約手数料が発生する。
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