NTTドコモとコクヨオフィス、位置情報を利用したオフィスコミュニケーションサービスを共同実験

» 2007年05月14日 17時09分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモとコクヨオフィスシステム(KOS)は5月14日、携帯電話の位置情報を利用したオフィスコミュニケーション技術「WPS」(仮称:Wireless LAN Presence System)に関する共同実験を実施すると発表した。位置情報と連動したコミュニケーションサービスの可能性を検証する。

WPS(仮称)のシステム構成例

 実験では、NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」や「N902iL」と無線LANの位置情報技術を利用し、オフィス内での所在位置情報とコミュニケーションツールの連動を検証する。

WPSを利用したサービスイメージ

 例えばメンバーと緊急ミーティングを行いたい場合に、メンバーの位置情報やプレゼンス(不在や取り込み中など状態情報)を把握し、急ぎの召集呼びかけや開催場所、開催時間の設定などが行えるイメージとなる。

 2社では、5月17日〜18日にKOS霞が関ライブオフィスで開催される「レゾナンスフィールド」フェアで同実験を公開するほか、5月21日から6月末までは事前申し込み制で一般公開を行う。また将来的にはGPS機能を利用して、在宅勤務など社外環境との連携を視野に入れた展開を計画している。

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