ZINGA、シンクライアント型のコンタクト情報管理サービスを開始

» 2007年05月15日 22時11分 公開
[ITmedia]

 サイボウズとインデックス・ホールディングス(以下インデックスHD)の共同出資会社ZINGAは5月15日から、インデックスHDとサイボウズの協力のもと、アクセスする端末に依存することなく、取引先のコンタクト情報を管理し利用できる、企業向けシンクライアント型コンタクト情報管理サービス「Zinga」を提供開始する。

 Zingaは顧客や取引先の電話番号、メールアドレスといった交信記録情報のすべてを、安全に管理されたサーバに置くことで、端末内にデータを残すことなくコンタクト情報を利用できるサービス。今後は携帯電話やPCだけでなく、さまざまなデバイスからも利用できるようにする予定だといい、管理者は情報端末や通信キャリアごとに異なる情報管理を行う必要がなくなるという。

 ZINGAはサービスインを記念して、5月15日から「Zinga Win-Winキャンペーン」を実施。Zingaユーザーだけでなく、Zingaユーザーがリンクを許可した顧客や取引先も、30日間無料でZingaを体験できる。

 Zingaの動作環境はWindows 2000/XP、Mac OS X以降。携帯電話はFlashLite 1.1以上のドコモ、ソフトバンクモバイル端末、FlashLite1.1以上のWIN端末で動作する。

 なお、Zingaの開始に伴い、日本ベリサインがZINGAとの資本提携で基本合意。ZINGAは5月31日をめどに第三者割当増資を行う予定だ。日本ベリサインは増資を含む発行済み株式総数の34%を取得する予定。

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