日本通信、「bモバイル」製品に本人確認システムを導入

» 2007年05月15日 22時32分 公開
[ITmedia]

 日本通信は警察庁からの協力要請を受けて、同社の「bモバイル」シリーズに本人確認システム(リンク・システム)を導入する。

 bモバイルシリーズはは、PHSデータ通信カードと一定期間の通信料やインターネットの接続料などをパッケージ化した製品。データ通信カードをPCに差し込むだけで、簡単にワイヤレスインターネットを利用できる。

 同シリーズは2001年12月の発売以来、多くの顧客に利用されているが、同製品の利便性が犯罪行為に悪用される事例も見受けられることから、顧客の利便性を極力損なわない方法による解決策として、本人確認システムを導入することが決まった。

 本人確認システムは、bモバイルを利用開始する前に、ユーザーが自身の携帯電話またはPHSから、発信者番号を通知してリンク・システムの専用電話番号に電話し、その上で購入したbモバイル・カードの固有番号を入力して、利用者の携帯電話またはPHSとbモバイルをリンクさせるというもの。

 同システムは、本年7月中旬をめどに、同社が出荷するbモバイルカードおよび更新パッケージに順次適用される。なお、リンク・システムの適用対象となる商品は、製品の外箱などに案内を表示するという。

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