“メタル”の輝きと“ラバー”の質感、ワンセグ搭載のハイエンド機──「912T」

» 2007年05月22日 16時04分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 東芝製の「912T」は、磨き上げられたステンレスボディによる輝きと、裏面のラバー調コーティングによる質感を演出する、先鋭的なフォルムが特徴のHSDPA対応ハイエンド端末だ。

photo 東芝製の「912T」。シルバー、シャンパン、ホワイト、ブラック、グリーン、ブルー、プラムの7色を用意する

 そのコンセプトや仕様は2007年春モデルのハイエンドモデル「911T」とはやや異なり、回転2軸ボディとワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応の2.8インチディスプレイを採用し、厚さ16.9ミリの薄型ボディを実現した。

 主な機能はワンセグ、Bluetooth(ワイヤレス音楽再生含む)、S!FeliCa、3GハイスピードHSDPA)、広角対応の320万画素AFカメラ、GPS、着うたフル再生、くーまん、PCサイトブラウザ、PCドキュメントビューアなど。GPS(S!GPSナビ)に対応する反面、911Tで評価の高かった3インチのワイドVGAディスプレイや1Gバイトの内蔵メモリの採用は見送られた。

 今回、ディスプレイ面に新たな操作デバイス「タッチスイッチ」を採用。ディスプレイを回転して折りたたむターンオーバースタイル時に、ワンセグのチャンネル切り替えやカメラのデジタルズーム操作、ブラウザのスクロールなどを指でなぞって操作できる。

 外光の乱反射を抑えるクリアスクリーンを採用し、ワンセグ視聴時に映像を鮮明に表示する工夫を盛り込んだ。さらに、ワンセグ音声のBluetooth出力やmicroSDへの録画、横向きフルスクリーン/情報表示付き横向き表示/縦向き表示の切り替えが行える。

 そのほかAF付きの有効324万画素CMOSカメラに、広角レンズと進化した美肌撮影機能を搭載。美肌撮影機能はオムロン開発の顔センシング技術を採用し、顔の肌色や目、鼻の領域を検出することで、被写体が最も美しくなるよう補正する。

photo 裏面はラバーコーティング。ディスプレイを裏返して、横向きでワンセグ視聴が行える
機種名 912T
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約49×103×16.9
重さ 約135グラム
連続通話時間 約150分
連続待受時間 約350時間
ワンセグ視聴時間 約3.5時間
カメラ AF・手ブレ補正付き有効約324万画素CMOS(広角レンズ)
外部メモリ microSD(別売、最大2Gバイト)
メインディスプレイ 約2.8インチ(240×400ピクセル)クリアスクリーン液晶、26万色表示
サブディスプレイ 約0.8インチ(39×96ピクセル)有機EL
ボディカラー シルバー、ホワイト、ブルー、ブラック、シャンパン、プラム、グリーン
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