写真で解説する「814SH」「815SH」(1/2 ページ)

» 2007年05月23日 13時04分 公開
[田中聡(至楽社),ITmedia]

女性向けのエレガントな「814SH」、男性向けのモダンな「815SH」

 「814SH」の背面には、光を反射させることで美しく輝いてエレガントな雰囲気を醸し出すグリッターメイクデザインを採用。クールピンク、アイスシルバー、パールゴールド、マーメイドブルーなど、全体的に淡いカラーがラインアップされており、女性向けの端末といえる。一方、男性向けの「815SH」には背面中央に黒いラインが引かれており、814SHよりも光沢感のある仕上がりになっている。

photophoto カラーリングは比較的シンプルな814SH(写真左)。815SHは黒のラインがアクセントとなっている。表面はやや指紋が付きやすいが、極端に目立つというわけではない(写真右)

photophoto 表面はサブディスプレイ周りのデザインが異なるが、裏面は同じデザインだ

 814SH、815SHともに、背面中央には0.8インチ(96×39ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載。メインディスプレイは2.4インチVGA(480×640ピクセル)だが、「810SH」「811SH」の液晶と比べると、明るさは約1.9倍、コントラストは約1.7倍、色再現性は約1.3倍にアップしている。

photo 815SHは黒のライン上から有機ELが点灯。サイドキーを押すと表示内容を変えられる

photophotophoto 明るさの増したVGA液晶。VGAサイズに合わせた壁紙を内蔵している。会場で確認した試作機では、壁紙やメニュー画面などは両端末とも同じだったが「製品版では814SHと815SHで異なる可能性がある」(説明員)とのこと

 サイズ、重さ、連続待受時間、連続通話時間など、そのほかのスペックもすべて814SHと815SHは同じ。ダイヤルキーにU字型のラインを描くようにふくらみをつけた「アークリッジキー」を採用しているのも同様で、説明員によると「キーの形や大きさもすべて同じ」だという。

photo “PANTONEケータイ”「812SH」にも採用されているアークリッジキー。爪の長い女性でも押しやすいよう、キーの中央にU字型のふくらみを持たせている(写真は815SH)

photophotophoto 左側面には、マナーモードの設定、タスク切り替え、スクロール、音量調節などができるキーを装備(写真左)。右側面には、microSDスロット、イヤフォンジャック、赤外線ポート、充電端子を備えている(写真中央)。カメラは裏面に搭載。接写切り替え用のスイッチもある(写真右)。写真は814SHだが、815SHも同様のキー配列、形状となっている

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