ウィルコム、アンテナ内蔵のW-OAM対応東芝製音声端末「WX320T」を発表

» 2007年05月31日 13時20分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo 東芝製の「WX320T」。ボディカラーはホワイトとブラックの2色

 ウィルコムは5月31日、同社の端末ラインアップに東芝製の音声端末「WX320T」が加わることを明らかにした。発売は7月上旬の予定。

 WX320Tは、ウィルコム向けの端末としては初めてアンテナを端末内に内蔵した音声端末で、ボディ形状は折りたたみ型を採用した。ディスプレイはQVGA(240×320ピクセル)対応の2.4インチTFT液晶で、背面に24×64ピクセルのサブディスプレイも装備。有効約130万画素のCMOSカメラも搭載する。外部メモリは最大1GバイトまでのmicroSDが利用可能だ。

 ダイヤルキーは、東芝製の携帯電話ではおなじみの「でかキー」を搭載し、操作性にも配慮している。また赤外線通信機能も備えた。通信方式はW-OAMに対応しており、電波状態の悪い状況でも安定した通信が可能なほか、最大204kbpsでのデータ通信をサポート。待受中や通話中にもっとも電波の強い基地局をサーチすることで安定した通話を実現する「ベストコネクト」機能も備える。

 ウィルコム向けオン製端末ではおなじみのフルブラウザも、NetFront V3.4を標準搭載し、JavaもMIDP 2.0をサポート。Word、Excel、PowerPoint、PDFファイルの閲覧ができるドキュメントビューアも内蔵している。日本語入力システムはアドバンストWnn 1.22を搭載した。セキュリティ機能はリモートロック、開閉ロック、管理者ロックに対応する。

Photo
PhotoPhoto 左がホワイト、右がブラック

 主な仕様は以下の通り。

製品名 WX320T
サイズ(幅×長さ×厚さ) 約50×97×21ミリ
重さ 約120グラム
連続通話時間 約7.5時間
連続待受時間 約850時間
充電時間 約3.5時間
メインディスプレイ 2.4インチQVGA(240×320ピクセル)TFT液晶
サブディスプレイ モノクロ液晶(24×64ピクセル)
データ通信方式 4xパケット方式、2xパケット方式、1xパケット方式、フレックスチェンジ方式、64kPIAFS、32kPIAFS
カメラ 有効130万画素CMOS
USB端子 mini B type
対応OS Windows Vista(32ビット版)/XP/2000、Mac OS X(v10.1.5〜v10.4.1、v10.4.3〜v10.4.9)※インテルプロセッサ搭載Macを含む、Mac OS 9 v9.2〜v9.2.2
国際ローミング(台湾/タイ) 対応可(※別途申し込みが必要)
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