“中学までに携帯を持たせたい“親は8割以上──サーベイリサーチセンター調べ

» 2007年05月31日 20時18分 公開
[ITmedia]

 サーベイリサーチセンターは5月30日、子供の携帯電話利用に関するアンケートの調査結果を発表した。この調査は5月11日から14日にかけて、子供がいる20代から50代の既婚男女503人を対象に、同社のモバイルリサーチシステム「クリップアップエクスプレス」で実施したもの。

 同調査によれば子供の携帯電話所有率は、小学生低学年では17.1%、高学年では38.6%、中学生では65.6%となっており、高校生以上では100%近い所有率となった。

 また、子供に初めて携帯電話を持たせた時期は、「高校生」が3割と多くなっている。現在子供に携帯電話を持たせていない親に“持たせたい時期”を聞いたところ、小学生低学年以下が21.8%、小学生高学年が28.9%、中学生が31.0%、高校生が16.8%という結果で、「中学生」までに持たせたいと考える親が8割以上を占めた。

 子供に携帯電話を持たせる理由については、「緊急時に連絡がとれるように」が50.3%で最多。また、子供に携帯電話を持たせていない親が、持たせたいと考える理由も、「緊急時に連絡がとれるように」が77.1%でトップとなった。それに対して、持たせたくない理由については、「料金の負担」や「子供の交友関係が分からなくなる」がそれぞれ3割近くと高くなっている。

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