2007年夏商戦モデルを他社に先駆けて発表したドコモ。その「904i」シリーズ第1弾となる2機種、NEC製の「N904i」とシャープ製の「SH904i」が25日に発売された。
今回の集計期間は5月21日から27日。正味2日間の集計ながら、N904iは初登場で1位、SH904iも同じく3位にランクインし、どちらも幸先のよいスタートダッシュを決めた。
初登場で1位を獲得したN904iは、904iシリーズで唯一の「FOMAハイスピード」(関連キーワード:HSDPA)と480×854ピクセル表示が可能な高解像度3インチディスプレイ、ステファノ・ジョバンノーニ氏デザインが特徴の高機能端末。HSDPA対応の前機種「N902iX HIGH-SPEED」の初登場時価格が約4万円半ばだったのに対し、N903iの初登場時の新規価格は都内量販店で3万円台前半。同日発売のSH904i、あるいは旧90xiシリーズの初登場時価格とほぼ同じだったことに割安感を覚えた購入ユーザーも多かったと思われる。
ただし、902iSシリーズから続いていたシャープ製90xiシリーズの初登場1位記録は今回で潰えた。過去のシャープ製90xi端末は初登場で1位を獲得し、以降、独走する動きを見せたが、今回はどうなるだろうか。
904iシリーズは、続いて本日6月1日に“ヨコモーション”と904iシリーズ唯一となるワンセグ搭載の富士通製「F904i」が登場。そのほか、ワンセグ搭載の“BRAVIAケータイ”ことソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO903iTV」、三菱電機製の薄型スライド「D904i」、ステンレス&スリムボディのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P904i」の登場を控えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.