HTC、「iPhone対抗」スマートフォンを発表

» 2007年06月06日 08時43分 公開
[ITmedia]

 台湾High Tech Computer(HTC)は6月5日、タッチスクリーン式の携帯端末「HTC Touch」を発表した。前面のほとんどがディスプレイとなっており、指で画面をスクロールして操作する。まず英国で販売を開始した。

色は「soft black」と「wasabi green」の2色

 HTC Touchは、電子メールやテキストメッセージ、予定表、連絡先などのほか、現在の天気にもワンタッチでアクセス可能。HTCが開発したTouchFLO技術を採用した初めての端末で、指とスタイラスペン入力を区別し、それに応じた反応をするという。連絡先、メディア、アプリケーションの3機能間の切り替えは、画面上の立方体型の3Dインタフェースを指でスライドし、回転させるようにして行う。Windows Mobile 6 Professional搭載で、Outlook Mobile、Office Mobile、Windows Live、Internet Explorerなどが利用できる。

 サイズは99.9×58×13.9ミリで、重さはバッテリー込みで112グラム。容量1GバイトのmicroSDカードが付属する。画面は2.8インチで解像度は240×320ピクセル。200万画素のカメラを搭載する。バッテリー持続時間は待ち受け状態で最長200時間、通話時間は最長5時間。GSM/GPRS/EDGEに対応し、ワイヤレス機能は802.11b/gとBluetooth 2.0を搭載する。本体の色は、「soft black(黒)」と「wasabi green(緑)」の2色。

 HTC Touchは、英国に続き、アジアと欧州各地で今月内に販売を開始する予定。北米および南米では、2007年下期に発売となる予定。

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