サイズやキーの操作性はどう変わったか──「W52S」「W52S」の“ここ”が知りたい(3)

» 2007年06月12日 02時57分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
Photo ウォークマンケータイ「W52S」

質問:初代ウォークマンケータイに比べてサイズやキーの操作性はどう変わったか

 「W52S」は、初代ウォークマンケータイの「W42S」と同じ、スライドスタイルを採用。厚さは26ミリから19.9ミリと大幅に薄くなったが幅は4ミリほど広くなっている。

スペック サイズ 重さ ディスプレイサイズ 音楽連続再生時間
W52S 54×108×19.9ミリ 約130グラム 2.7インチワイドQVGA(240×432ピクセル) 約110時間
W42S 49×106×26ミリ 約123グラム 2.2インチQVGA(240×320ピクセル) 約30時間
Photo W52Sのハーモニクスホワイトと、W42Sのヒートブラック。高さ、幅ともにミリ単位の違いはあるが、W42Sのミュージックシャトル部分まで含めると厚みを除いたサイズはほぼ同じ。厚みはW52Sで大幅にスリム化され、W42Sのずんぐりした感じはなくなった

 ダイヤルキーはW42Sとほぼ同じピッチ。左右のみのフレームレスタイプで、中央列のみを少し下げた配列に変更された。ただキータッチは、筆者が使った限りではW42Sとさほど変わらなかった。

 なお、W52Sではディスプレイ側が大幅にスリム化され、ダイヤルキーとディスプレイ側のキーの段差が少なくなったため、操作時の違和感はぐっと軽減された。またW52Sでは新たにワイドQVGAディスプレイを採用しているが、ミュージックシャトルがなくなった分、高さに余裕ができたためか、ディスプレイ側のキー配置も窮屈にはなっていない。

Photo ダイヤルキーのキーピッチはW42Sとほぼ同じ。少々変則な配列になっているが、操作時に違和感はなかった。ディスプレイ側は発話/終話キーが左右の端に配置され、その分、他のソフトキーの配置には余裕ができている

質問:どんなスライド連動機能があるのか

 スライドに連動した機能は、スライドオープンで発話、クローズで終話ができるほか、スライドオープンでキーロックを解除できる。W42Sと同様、クローズでキーロックをかけるこも可能だ。キーロックは、スライドケータイによくあるキーの長押しではなく、スライド式のスイッチを採用している。

Photo スライドに連動した機能は2つ。キーロックはスライドオープンで解除できるが、閉じるとロックがかかるようにはなっていない。なおキーロックはスライドスイッチで行う仕様で、設定/解除はすばやく行える
初出時「スライドクローズでキーロックはできない」旨の記載を行いましたが、スライドクローズでキーロックすることは可能です

質問:キーバックライトの色は

 調査時のデモ機がハーモニクスホワイトのみだったので、ほかのボディカラーのものは確認できなかったが、キーのバックライトはウォークマンロゴのイメージカラーでもあるオレンジを採用していた。ダイヤルキーはキー全体が明るく光る仕様で、ディスプレイ側のキーは文字やロゴ部分が透過して光る。暗い場所での操作性も特に問題はない。

Photo ダイヤルキーは全体が明るく光る

質問:着信時にも光るミュージックキーは、相手ごとにイルミの色を変更できるか

 着信時にも点灯するミュージックキーは、設定すればアドレス帳に登録した特定の相手ごとに、異なるパターンのイルミカラーや点滅パターンを設定可能だ。

Photo アドレス帳は「指定着信ランプ設定」で登録先ごとにミュージックキーの点灯色やパターンを設定可能。色や光り方で特定の相手からの連絡を把握できる

※今回の検証および確認はあくまでも開発途上の端末によるものなので、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。

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