回転2軸ボディの「W52H」は、ワンセグ視聴中にディスプレイを表にして折りたたむ「ビュースタイル」にすると、画面が自動で縦表示から横表示に切り替わる。ビュースタイルでワンセグを視聴するときには、本体右側面(ビュースタイルでは上部)にある▲/▼キーで音量の調節、決定/メモキーでチャンネル切り替えが可能だ。
「W43H」では、スピーカーとイヤフォンの切り替えがメニューからの手動切り替えとなっており、イヤホンを挿してもスピーカーから音が鳴り続けてしまうということがあったが、W52Hではこの点が改良されている。
音声設定が「オート」「スピーカー」「イヤホン」から選べるようになり、オートに設定しておくと、イヤフォンの抜き差しによって音声の出力先が自動で切り替わる。
W43Hでは約50Mバイトの内蔵メモリを搭載していたが、W51Hは約30Mバイトに減少。そのせいか、内蔵メモリの容量を気にする質問も届いた。確認したところ、内蔵メモリは約100Mバイトだった。
ドコモとソフトバンクモバイルの端末には、複数の機能を同時に起動して利用できるマルチタスクに対応した端末が多いが、au端末の場合はメールのバックグラウンド受信や音楽再生など、一部機能に限られている。
W52Hも同様で、“ワンセグを視聴しながら同じ画面でメールを読む”といったことはできない。ただし、“画面を切り替えて他の機能を利用し、終了後に再び戻る”という擬似マルチタスク的な利用は可能だ。
例えばワンセグ視聴中に別の機能を利用したい場合、終話キーを押してワンセグを「中断する」を選択する。すると、待受画面下に、中断中のアプリケーションがあることを示すアイコンが表示される。ほかの機能を利用し終わったら、そのアイコンからワンセグを同じ状態で再開できる。
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