新機種「904i」シリーズと旧機種「903i」シリーズの争いは今回も激しい。
今回のランキングは2006年10月発売のシャープ製端末「SH903i」が前回に引き続き首位を獲得。次いで新機種の「SH904i」、そして3位に前回は初登場で5位だった富士通製のワンセグ端末「F904i」が入った。
前々回のランキングで初登場1位を獲得したNEC製のハイスペック端末「N904i」は、今回5位にまでダウン。今回初登場の三菱電機製の薄型スライド端末「D904i」は6位に入った。
なお904iシリーズの登場で、多くの販売店では旧機種の903iシリーズを値下げして販売している。904iシリーズは、店頭で勧められるいちねん割引+ファミリー割引などのオプションなどに加入しない場合の新規価格で2万円台後半から3万円台前半。対して903iシリーズは1万円ほど。現在、約2万円ほどの価格差があるほか、店舗によってはワゴンセールや特価セール対象品として数千円台の値で販売するところも多く見かける。
ちなみに903iシリーズでも、903iTVや903iX HIGH-SPEEDなどのワンセグやHSDPA対応モデルはそれほど大幅に値下げされていないようだ。そのため、機能の差こそはあれど通常の903iシリーズの安価さが際だって見える。903iシリーズは今回、1位のSH903i以下、NEC製の「N903i」、三菱電機製の「D903i」がランクインし、“F”以外の904iシリーズ各機種と同じような顔ぶれで並んだのも興味深いところだ。
本日15日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」が発売され、904iシリーズの5機種がすべてそろった。次回は、P904iがどのあたりに付けるか、これでそのほかの904iシリーズがどう動くか、そして旧機種との争いは今後どうなるかなどに注目したい。
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