ケータイ“夏商戦”、そろそろ本格化──新機種登場ラッシュ始まる携帯販売ランキング(6月4日〜6月10日)(1/2 ページ)

» 2007年06月15日 22時45分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
順位NTTドコモau(KDDI)ソフトバンクモバイル
1(1)SH903i(1)W51CA(1)705SH
2(2)SH904i(2)W51S(-)912SH
3(5)F904i(-)W52H(2)911SH
4(3)FOMAらくらくホンIII
(F882iES)
(9)W44K II(3)812SH
5(4)N904i(-)W52SA(4)911T
6(-)D904i(3)W51SH(8)709SC
7(7)N903i(6)A1406PT(7)707SC II
8(9)N703iμ(5)W51T(10)706N
9(8)SH903iTV(4)W44K(5)910SH
10(6)D903i(14)A5526K(11)708SC

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

旧機種対新機種の争い続く──SH903iは今回も首位

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 新機種「904i」シリーズと旧機種「903i」シリーズの争いは今回も激しい。

 今回のランキングは2006年10月発売のシャープ製端末「SH903i」が前回に引き続き首位を獲得。次いで新機種の「SH904i」、そして3位に前回は初登場で5位だった富士通製のワンセグ端末「F904i」が入った。

 前々回のランキングで初登場1位を獲得したNEC製のハイスペック端末「N904i」は、今回5位にまでダウン。今回初登場の三菱電機製の薄型スライド端末「D904i」は6位に入った。

 なお904iシリーズの登場で、多くの販売店では旧機種の903iシリーズを値下げして販売している。904iシリーズは、店頭で勧められるいちねん割引+ファミリー割引などのオプションなどに加入しない場合の新規価格で2万円台後半から3万円台前半。対して903iシリーズは1万円ほど。現在、約2万円ほどの価格差があるほか、店舗によってはワゴンセールや特価セール対象品として数千円台の値で販売するところも多く見かける。

 ちなみに903iシリーズでも、903iTVや903iX HIGH-SPEEDなどのワンセグやHSDPA対応モデルはそれほど大幅に値下げされていないようだ。そのため、機能の差こそはあれど通常の903iシリーズの安価さが際だって見える。903iシリーズは今回、1位のSH903i以下、NEC製の「N903i」、三菱電機製の「D903i」がランクインし、“F”以外の904iシリーズ各機種と同じような顔ぶれで並んだのも興味深いところだ。

 本日15日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」が発売され、904iシリーズの5機種がすべてそろった。次回は、P904iがどのあたりに付けるか、これでそのほかの904iシリーズがどう動くか、そして旧機種との争いは今後どうなるかなどに注目したい。

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