アバゴ・テクノロジー、業界初のFBAR内蔵GPS低雑音アンプを発表

» 2007年06月18日 23時33分 公開
[ITmedia]
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 アバゴ・テクノロジーは6月18日、業界初のFBAR(圧電薄膜共振器)フィルタ内蔵GPS低雑音アンプ「ALM-1412」を発表した。同製品のサンプル価格は1個165円。サンプル提供や量産販売は、アバゴ・テクノロジーの正規特約店を介して行われる。

 ALM-1412は、雑音指数が低く直線性が高いため、GPS信号の受信感度が良好で、携帯電話やカーナビのGPSレシーバー、GPSアンテナなどに最適だという。3.3×2.1×1.1ミリというサイズに、FBARフィルタとGPS LNA(低雑音アンプ)が統合されており、1.575GヘルツのGPSアプリケーション用基板スペースと部品点数が削減できる。また、極めて低電力なため、より少ない電力消費でGPSアプリケーションが利用できるほか、バッテリー残量が少なくなってもGPSを使用可能だ。

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