auも夏モデルが好調だ。
今回は、三洋電機製のワンセグ端末「W52SA」が前回の5位から大きく順位を上げ、初の首位を獲得した。次いで同じく夏モデルの日立製作所製ワンセグ端末「W52H」、そして今回初登場の東芝製ワンセグ端末「W53T」が3位にランクイン。1位から3位までを夏モデルが占めた。計15機種を投入するauの夏モデルは6月から続々登場しており、ランキングの顔ぶれも大きく変貌する時期に来たようだ。
今週は、“ウォークマン”ブランドを冠するソニー・エリクソン製の「ウォークマンケータイ W52S」とパナソニック モバイル製の「W52P」が発売された(22日から順次発売)。このほか、“EXILIM”ブランドを冠し、500万画素カメラを搭載する「EXILIMケータイ W53CA」や防水性能を備えたワンセグ端末、三洋電機製の「W53SA」やカシオ計算機製の「W52CA」、ほぼ全部入りのハイエンド機「W52T」(今回10位)が厚さ18.5ミリに進化した東芝製の「W54T」などの注目モデルもまだまだ控えている。
機種それぞれに異なる特徴があり、ターゲットユーザーも大きくかぶらないラインアップをそろえるau端末は、「飛び抜けて人気、あるいはまったく人気がない」のものが出にくく、新機種の登場とほぼ同時に売れ筋が新機種へ移る傾向がある。今回の夏モデルは計15機種もあるので“全機種ランクイン”は無理だが、今後登場する新機種もそこそこの結果を残すだろうと予想される。
ソフトバンクモバイルの新機種は、6月の第3週時点でシャープ製の“AQUOSケータイ 3rd model”こと「912SH」(2位)、Samsung電子製の“国内最薄”ワンセグ端末「805SC」、セイコーインスツル製のHSDPA対応データ通信カード「C01SI」(2006年9月発表)が登場した。
同日に2007年夏モデルを発表したauと比べるとやや発売ペースが遅めで、その多くは「7月発売予定」と告知されている。新機種の発売ラッシュが本格化するのは7月に入ってからになるだろう。
そのため、6月9日発売の912SHが2位で健闘するものの、ランキングの顔ぶれにはそれほど大きな変化は見られない。首位も変わらず2006年6月発売のシャープ製のスリム端末「705SH」が獲得している。
先週末の16日、パナソニック モバイル製の新機軸“フラットスライド”端末「810P」が発売。「7月上旬発売予定」とある端末などが繰り上がって発売される可能性もあるが、予定ではこれが6月最後の登場になる。次回、ランキング下位にある“安価”な旧機種らを相手に、810Pは何位あたりに付けてくるだろうか。
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