今回のドコモ販売ランキングは、2007年夏モデル「904i」シリーズが出そろった2週目の集計になる。904iシリーズは3位から6位に、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」、シャープ製の「SH904i」、富士通製の「F904i」、NEC製の「N904i」の順でランクイン。三菱電機製の「D904i」は、TOP10から脱落した。
「SH903i」(2006年10月発売)と「FOMAらくらくホンIII」(2006年9月発売)が変わらずランキングの1位と2位を独占する結果は同じだが、前回の初登場から904iシリーズの中で連続トップを獲得したP904iが人気の兆しを見せている。
もう1つ、シャープ製端末が首位のSH903iを筆頭に、SH904i、ワンセグ搭載の「SH903iTV」、2007年春モデルの「SH703i」がランクイン。夏商戦が本格化し、シャープ製端末の層の厚さがそのまま人気につながる結果になっている。
ドコモは近く、JATEの通過でいくつかの機種の存在が確認された「704i」シリーズの発表も控えている。704iシリーズを夏商戦向けとして投入するかは不明だが、発表にともなって前機種の703iシリーズが値下げされることも予想される。新機種か安価な旧機種か。今、ドコモ端末の購入を検討するユーザーにとって「いつ買うのがお得か」という悩みは、まだ続きそうだ。
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