約9割が“着信拒否設定をしたことがある”──ネプロジャパン調べ

» 2007年07月02日 15時22分 公開
[ITmedia]

 ネプロジャパンとネプロアイティは6月29日、「着信拒否」をテーマにしたモバイルレポートを発表した。調査は2007年6月7日と8日の両日、3キャリア向けサイト「ザ★懸賞」で実施されたもので、有効回答数は3916人。

 同調査によれば、着信拒否をしたことがあるユーザーは86%。したことがないユーザーは13%、「着信拒否を知らない」は1%だった。着信拒否をしたことがあるユーザーに、どの機能で着信拒否するかを聞いたところ、「メールと通話両方」が55%、「通話のみ」が21%、「メールのみ」が11%となった。

 着信拒否を利用するのは、「非通知に対して」が77%と最も多く、以下「ストーカーと思われる相手」が31%、「電話帳登録がない」が26%、「苦手な知り合い」が25%、「公衆電話」が16%、「別れた恋人」が15%、「会社・学校からの連絡」が2%、「両親」が1%と並んだ。

 拒否リストへの登録件数は、「1件〜2件」が26%、「3件〜4件」が16%、「5件〜6件」が9%、「7件〜10件」が7%となり、比較的少数の登録が多い結果となった。

 着信拒否をしたことで、困ったことがあるかどうかという質問には、66%が「いいえ」と答えている。「はい」と答えたのは9%で、「公衆電話を着信拒否していたら、緊急の連絡が取れなかった」「拒否した相手が携帯を買い換えて、何度も連絡してきた」「着信拒否をしたのが相手にわかって、その相手から嫌がらせを受けた」といった回答が寄せられた。

 また、着信拒否にほしい機能として、「着信拒否をしていることが相手に分からないような機能がほしい」「非通知の場合、着信拒否をしている理由が相手に分かるようにしてほしい」といった意見が挙げられている。

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