相沢紗世さんも感激――KDDIデザイニングスタジオがリニューアル

» 2007年07月06日 17時12分 公開
[田中聡(至楽社),ITmedia]
photophoto 入り口付近にはリニューアルオープンの告知が

 KDDIデザイニングスタジオは、auの最新サービスや機種に触れたり、アーティストのライブイベントなどを楽しめる施設として2005年3月にオープンし(2005年3月の記事参照)、これまでの来場者は約65万人を超える。3年目となる今年の7月7日には、装いも新たにリニューアルオープンし、“au by KDDI”のブランドイメージのさらなる向上を目指す。

“auとKDDIの関係”を聞かれることもあったオープン当初

photo KDDI 執行役員マーケティング本部長の奈良谷弘氏

 説明会では、まずKDDI 執行役員マーケティング本部長の奈良谷弘氏が登壇。「KDDIデザイニングスタジオは初めての試みだったので、手探りの状態でスタートしました。どうしたら気軽に入ってもらえるか、また来たいと言っていただけるリピーターを増やしていけるかを考え、お客様の貴重な意見を参考にしてリニューアルに至りました。今後も試行錯誤の状態が続くと思いますが、より良い施設にしていきたいと思います」と話した。

 リニューアルの概要については、KDDIデザイニングスタジオ館長の木村奈津子氏より説明がなされた。「オープン当初はauのブランドが浸透しておらず、KDDIという企業の顔が見えづらい部分がありました。『auとKDDIはどういう関係なんですか?』と真剣に聞かれる時代でした」と振り返り、今後も「そこ(auとKDDI)を結びつけるための活動をしている」(木村氏)とブランドイメージの浸透に力を注ぐことをアピールした。


photo KDDIデザイニングスタジオ館長の木村奈津子氏

 「KDDIデザイニングスタジオでは、“お客様とのインタラクティブコミュニケーション”を1つのキーワードにしています。お客様が参加し体験して、そこで何かを感じて帰っていただくストーリーが成り立つ企画・展示を進めてきました。毎週末のようにイベントを開催して、auユーザーだけにこだわらず、いろいろなお客様に足を運んで楽しんでいただくイベントを試みています」(木村氏)

 さらに木村氏は、「大規模なプロモーションができるのも、こうした施設を持っている強み」と話す。「LISMOのサービスが始まった当初、全館を使って新サービスのプレゼンテーションを行いました。auの新端末の記者発表会の翌日には実物が届くので、いち早くお客様に体験していただき、お客様の声を吸い上げて返すという貴重な場にもなっています」(木村氏)

「FUN AND NEW」をコンセプトに新たな感動や楽しみ方を提供

photo auの最新機種を手に取って操作できる

 今回のリニューアルのキーワードは“FUN AND NEW”。「新たな感動や楽しみ方を提案すること」を目指すという。「30%を超えるお客様がKスタに来たことがあるという調査もあります。“何度来ても楽しいKスタ”を作っていきたい」と木村氏。

 1階には「Kスタ Live Lounge」が設置され、ライブ感あふれるイベントを館内外でアピールする。Kスタで実施するライブ情報を提示する「Live-Information」や、インターネットを無料で利用できる「ひかりone STATION」などを用意。「1階ではKスタの可変性を表現しています。また、原宿での待ち合わせ場所を作れれば、とも思います」(木村氏)

photophotophoto 「rotaly(ロータリー)」「apollo(アポロ)」「GRAPPA(グラッパ)」などのコンセプトモデルも展示
photo 「LISMO FOREST」の入り口。「LISMO FOREST」(リスモの森)という名称にしたのは、「リスモはリスなので、森の世界観を大事にしたいと考えたため」(説明員)という

 2階の「au Design Park」では、最新のauデザインやサービスを発信。注目はau design projectの展示スペースで、これまで発表されたau design projectの歴代コンセプトモデル8機種を展示しており、コンセプトやデザイナーのプロフィールを知ることができる。ほかに、LISMOの音楽を体感できるLISMOコーナーや、約70台のauの実機を操作できるMobile Parkなども設置する。「内装は白とオレンジを基調に、LISMOのグリーンをアクセントにしています。入った瞬間にわくわくするようなフロアーを目指しました」(木村氏)

 4階には、日本で唯一リスモオリジナルグッズを購入できる「LISMO FOREST」がオープン。リスモのぬいぐるみやTシャツ、携帯電話周辺アクセサリーなど、8商品14種類のグッズを販売する。さらに、auケータイ向けのオンラインショップ「LISMO FOREST@auショッピングモール」も7月9日にオープン。ぬいぐるみはLISMO FOREST限定販売だが、そのほかのグッズはLISMO FOREST@auショッピングモールからも購入できる。木村氏によると、「当初はこのラインアップで発売していくが、商品はどんどん増やしていく予定」とのこと。

photophotophoto 「リスモ クリーナーマスコット」「リスモ メールのぞき見防止シート」「リスモ ラバーストラップ」は930円、「リスモ タンブラー」「リスモ ぬいぐるみ」は1880円、「リスモ Tシャツ(子供用)」は1600円、「リスモ Tシャツ(大人用)」は1900円で販売
photo 店内では歴代のLISMOのCM映像を放映

ゲストの相沢紗世さんが気になった“あの機種”

 説明会が終わると、「auショッピングモール」のCMキャラクターとして活躍中の相沢紗世さんが登場し、司会者と木村氏を交えてトークセッションが行われた。

photophoto Kスタのある原宿や表参道の印象ついて相沢さんは、「若者の街というイメージがあったが、表参道ヒルズもできて、年齢層も幅広くなっている」と話した
photo 相沢さんの心をつかんだ、深澤直人氏デザインの「info.bar」。当初は「INFOBAR」ではなく「info.bar」という名称だった

 相沢さんは10年来のauユーザーで、「CMのお話をいただいたときは本当に嬉しかったです。撮影も楽しく、いい思い出になりました」と述べた。auショッピングモールについては「まず商品数の多さにビックリしました。KDDI直営なので安心して使えるのもいいですね」など、オンラインショップの質の高さに感心していた。なお、相沢さんがCMで着用している衣装もauショッピングモールで購入できる。

 今回リニューアルされたKスタ館内を回った感想は、「最新の技術や機能が凄くて驚いてばかり。プライベートでもぜひ遊びに行きたい」と相沢さん。2階のau design projectの展示コーナーではINFOBARのコンセプトモデルに心が揺らいだようで、「売れた機種なので欲しかった」と、発売当時のINFOBARへの想いがよみがえった様子だった。


photo リスモぬいぐるみの前にて、相沢さんと木村氏

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