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ニュース2007年07月30日 15時56分 更新
au one メールは「一生つきあえる100年メール」──KDDIの高橋氏Googleとの提携により、Gmailをauのメールサービス「au one メール」として提供するKDDI。同社コンシューマ事業統括部長の高橋誠氏は、EZメールはリアルタイム用途で、au one メールはアーカイブ型の「一生つきあえる100年メール」として利用できると説明する。
発表会に登場した米Google パートナー&ディレクターのダン・スティッケル氏(左)とKDDIコンシューマ事業統括部長の高橋誠氏(中)、グーグルの村上憲郎社長「200文字を毎日20通メールしても100年分のメールを保存できる。一生つきあえる100年メール」──。KDDIの高橋誠コンシューマ事業統括部長は、9月から開始する「au one メール」の特徴を、こう説明した。
au one メールは、KDDIがGoogleとの提携サービス第2弾として提供するメールサービス。Googleが提供するGmailベースのWebメールをauの公式サービスとして提供するもので、申し込むと従来のEZメールに加えて「○○@auone.jp」というau one メール専用のメールアドレスを取得できる。メールはGmailと同様のPCからも携帯からも利用でき、場所や環境に適したデバイスからメールを利用可能になる。 高橋氏はEZメールとの違いを、ストレージ的に利用できる点だと説明する。EZメールには受信したことがすぐ分かるリアルタイム性や、端末内からすぐ呼び出せる分かりやすさがあるが、機種変更時にデータを移せなかったり、データが分散してしまうというデメリットもある。 au one メールはオンライン上の2Gバイト領域に大量のメールを取り込んで一元管理できるため、機種変更をしてもWeb経由で過去のメールデータにアクセスできる。またGoogleの検索技術を採用したメール内検索を使えば、キーワードを打ち込むだけで過去のメールから必要なものを探し出すことが可能だ。 「携帯のリサイクルが進まない理由の1つに、過去のデータを捨てたくないというものがあるくらい、ユーザーにとって過去のデータは重要。au one メールなら、学生時代の他愛のないやりとりや、子供の時に親に送ったメールなどをアルバムのように見ることができる」(高橋氏) 今後はau仕様にカスタマイズをGoogleは3キャリア向けにモバイルGmailサービスを提供しており、au one メールもサービス開始当初はドメインが異なるくらいでサービス内容はさほど変わらないが、今後auケータイと連携した便利な機能を順次追加する予定だという。 待受画面やメールメニューから容易にアクセスできるようにするほか、絵文字への対応やEZメールをau one メールに自動転送する機能、EZメールのように受信したら端末に通知する機能を順次搭載する計画だ。 FMCに向けてサービスを改編KDDIとGoogleは2007年7月に、最初の提携サービスとして、Googleの検索技術を使ったケータイ検索を展開している。この検索サービスは、導入後に検索数が2倍に増え、月間検索数が2億超に到達。検索連動型広告の売上もバナーなどの従来型広告と同レベルの規模に成長するなど、大きな成果を上げた。「他キャリアにさきがけて導入したケータイ検索はネットビジネスの流れを大きく変え、ドコモもソフトバンクモバイルも相次いで追従した。またこの1年でユーザー側も、“何かあったら携帯検索を使う”のが当たり前になった」(高橋氏) この成功を受けて次の連携サービスを検討する中、検索に次ぐパワーを持つWebメールサービスの導入を決めたという。「(通信速度が高速化するなど)使いやすい環境が整った今、Webメールが見直されている。そこでGmailを携帯に持ち込もうということになった」(高橋氏) KDDIは今後の戦略として、ユーザーがデバイスや場所を気にすることなく、自分の情報にアクセスできる環境を整備することを挙げており、携帯やPCから同じメール情報にアクセスできるau one メールの導入もその一環となる。KDDIの持つポータルサイトを「au one」ブランドに統一することも発表しており、KDDIのFMCへの取り組みが一層加速しそうだ。 Googleにとって日本は重要な市場![]()
グーグルの村上憲郎社長(左)と米Google パートナー&ディレクターのダン・スティッケル氏(右)。au one メールはKDDIがサービスの提供、Googleがメールシステムの提供という役割分担だという。会員管理はKDDIが行い、サーバ運用はGoogleが担当するau one メールの発表会には、グーグルの村上憲郎社長と米Google パートナー&ディレクターのダン・スティッケル氏も登場し、日本市場への取り組みつにいて話した。 村上氏は、KDDIとの提携第1弾となる携帯検索サービスについて、「想像を超える利用の水準を獲得した」と説明。Googleにとって極めて重要な日本市場で、auとの提携を拡大発展させたいとした。 スティッケル氏は、世界が日本の移動体通信市場に注目しており、日本市場のユーザーがどんなサービスをどのように利用しているかに注目が集まっているという。 今回提供するメールサービスについては大容量である点をアピール。Google社内でGmailを使い始めた当初は、大容量のオンラインストレージを利用できることからメールの削除ボタンを作っていなかったというエピソードを紹介した。「当初はメールを削除する必要すらなかった」(スティッケル氏) Googleは検索やEメール以外にも地図サービスやドキュメント共有などのサービスを提供しており、スティッケル氏は「ここで終わりではなく、さらにさまざまなサービスを提供してKDDIとのパートナーシップを次のレベルに引き上げたい」と意気込んだ。 関連記事
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