NTTドコモやauのパナソニック モバイル端末では、SD-Audio対応の音楽プレーヤーを搭載する機種が多いが、ソフトバンクモバイルの「810P」はSD-Audioには対応していない。ただし、拡張子が「.3gp」「.mp4」「.m4a」のノンセキュアAACファイルを再生できる。専用のリッピングソフトなどは同梱されないので、iTunesなどAAC作成機能を持つソフトを別途用意する必要がある。
手持ちの音楽をPCから端末へ転送するには、PCから一度810Pで利用したmicroSDにアクセスし、「PRIVATE」→「MYFOLDER」→「My Items」→「Music」フォルダにAACファイルをコピーする。そのmicroSDを810Pに装着し、メニューの「エンタテイメント」→「メディアプレイヤー」→「オーディオ」を呼び出し、「全曲リスト」または「ミュージック」を選択すると再生できる。なお、着うた/着うたフルも音楽プレーヤーから再生可能だ。
音楽を一度中断してもう一度再生すると、その曲は最初からの再生になってしまう。バックグラウンド再生には対応しており、音楽を再生しながらメールの送受信やYahoo!ケータイが利用できる。
810PはBluetoothに対応しているが、利用できるプロファイルは「HSP」「HFP」「OPP」「SPP」「DUN」で、高品位のステレオ音声伝送が可能な「A2DP」には非対応。またメディアプレーヤーも、Bluetoothによる音楽再生に対応していない。
アラームの使い勝手についての質問も寄せられた。アラームは最大5件を設定でき、アラーム音を繰り返し鳴らす「スヌーズ」にも対応している。スヌーズの間隔は、1〜15分の間で5分おきに設定できる。アラームの鳴動時間は1回につき30秒。ほかにバイブレーションやイルミネーションも設定でき、マナーモード時でもアラームを鳴らせる「優先設定」もある。
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