音楽プレーヤー、電子コミック、ワンセグの中で利用経験者が多いのは?──MMD研究所調べ

» 2007年08月23日 22時18分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は8月23日、「携帯コンテンツに関する利用動向調査part3」の結果を発表した。調査はストラテイションが運営する「00HPメイカー」、サンハウスの「お金のつぼ」など、計16社、モバイル17サイトの協力を受け、2007年8月3日から同6日まで実施したもので、有効回答数は3120人。

 同調査によれば、ワンセグの利用経験者は25.2%。対応機種を持っているが利用したことがない人は6.1%、現在の携帯電話がワンセグに対応していない人が68.7%だった。ワンセグ対応機種を持っているユーザーの8割以上が、実際にワンセグの利用経験があることになる。なお、ワンセグ経験者の利用頻度は、「1週間に1回」が24.9%で最も多く、以下19.6%の「3日に1回」、17.8%の「1日に1回」が続いた。

 おサイフケータイの利用経験者は14.7%で、対応機種を持っているが利用したことがない人の割合は54.1%。なお、持っている携帯電話が対応していないユーザーは31.2%だった。対応機種のユーザーで、実際におサイフケータイを利用している割合は約2割で、利用率はそれほど高くないことが分かる。

 最近1カ月間でQRコードを利用して携帯サイトにアクセスした人の割合は63.4%、対応機種を持っているがアクセスしていない人は28.5%。持っている携帯電話がQRコードに対応していない割合は、わずか8.1%だった。そのほか、携帯電話のミュージックプレイヤーの利用経験は57.9%、デコメの送信経験は68.7%、電子コミックの閲覧経験は73.9%となっている。

 なお、携帯電話対応のSNSサイトについては、「登録していない」ユーザーが男女ともに半数を超えている。とは言え、パソコン対応のSNSより、携帯対応のSNSの方が利用率が高いことも、今回の調査が示している。携帯向けSNSサイトを利用している場合の登録数は、男女ともに「1サイト」という回答が約21%となり、登録者の約5割を占めた。

 最近1カ月で利用、あるいはアクセスしたサービスは、男性では「天気予報」が61.5%で最多。これに「検索サイト」が60.0%、「アプリゲーム」が55.7%で続く。女性では「検索サイト」が63.3%でトップとなり、以下「待受け」が59.3%、「着うた」が59 .2%と並んだ。男女ともに検索サイトの利用率が高いことが分かる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  4. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  5. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  6. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  7. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  8. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  9. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
  10. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年