「ワルキューレの栄光」は、ファミコンやアーケードで登場し、スマッシュヒットしたアクションゲームシリーズの最新作だ。ただし、前作が登場したのは18年も前のこと。懐かしいというよりは、まったくの新作ととらえる人のほうが多いのではないだろうか。ゲーム自体は主人公ワルキューレを操り、マーベルランド各地を探索して、連絡が途絶えた神官を捜すことを目的としている。取っつきやすい内容で操作も簡単なため、あまりゲーム慣れしていない人でも楽しめるはずだ。
コンテンツ名 | 「ワルキューレの栄光」 |
---|---|
料金 | 月額315円 |
対応機種 | 900iシリーズ以降 |
アクセス | ・iモード:「メニュー/検索」→「ゲーム」→「ゲームパック」→「ナムコ・ゲームス」 ・携帯メールで検索!『game@mtap.jp』件名に「ゲームタイトル」を入れて送信! |
マップ上には「えんえん砂漠」や「サンドランド草原」といったダンジョンが配置されており、各ダンジョンに入ると横スクロール型のアクションゲームがスタートする。最初からほとんどのダンジョンに入れるが、明かりがなくて真っ暗だったり、道が分からなくて先に進めないといったように、クリアできないダンジョンも多い。これらはとある場所で入手できるアイテムによって攻略可能になるが、果たしてどこで入手できるのか? といった謎解き要素もあるわけだ。
ダンジョン内の操作は、十字キーの左右に移動、上にジャンプ(ジャンプ中にさらに上を押すと2段ジャンプ)、下にしゃがみ、決定キーに攻撃が割り当てられている。またゲームを進めると、3段ジャンプ、スライディング、下突きなど、さらに多彩なアクションが楽しめる。盾や魔法といったスキル(特殊行動)は、右ソフトキーで使用可能だ。
本作の画面は昔懐かしのドット絵で描かれており、ワルキューレのアクションがなんともかわいらしい。クルッと回転する2段ジャンプ、空中から落下する時のスカートのひらひら感など、キャラクターが細部までよく動くため、ワルキューレを動かすのがなんとも楽しいのだ。また、ドット絵ということもあってか、パッと見が難しくなさそうに見えるのもポイントの1つだろう。
“スーパーファミコン時代はよくゲームを遊んだけどなぁ……”などと最近のゲームがちょっと肌に合わない人にこそ遊んでもらいたい、どこか懐かしさを感じさせる作品だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.