NTTドコモは9月20日、NEC製のHSDPA対応ハイエンド端末「N904i」のソフトウェアアップデートを開始した。対象台数は41万台。
最新版のソフトウェアでは、9月以前に販売されたN904iで報告されている、サブディスプレイが表示されない場合がある現象と、MTPモード(PCからWMAデータを転送する際に利用するモード)でPC接続ができなくなる現象を修正するほか、メールやブラウザの動作安定化、外部機器と接続した際の動作安定化などが図られている。なお、「MTPモードでPC接続ができなくなる」事象については、ソフトウェア更新を実施しても問題が解消されない場は、ドコモの故障取扱窓口まで実機を持ち込む必要があるようだ。
ソフトウェア更新を行うには、N904iの待受画面から「メニュー」→「SETTINGS」→「その他」→「ソフトウェア更新」を選択し、画面の指示に従えばいい。データのダウンロードと書き換えには約9〜14分の時間がかかり、その間携帯電話の機能は利用できない。
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