ソフトバンクの端末開発に新風──開発担当役員にソニーの吉田雅信氏

» 2007年09月27日 15時57分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクモバイルは、同社の端末/サービス開発を担当するプロダクト・サービス開発本部長にソニーの吉田雅信氏を迎えると発表した。10月1日付けで、常務執行役員 プロダクト・サービス開発本部長に就任する。なお、現職の太田洋氏は、9月30日付けで退任する。

 吉田氏は1980年にソニーに入社。2001年4月から、Palm OS搭載PDA「CLIE」を手がける事業部門のプレジデントを務め、2004年9月にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの日本向け端末部門長に就任した。2006年11月からはソニーの半導体事業本部でシステムLSI事業部長を務めている。

 現職の太田氏は、J-フォン時代から端末開発に携わり、写メール端末やJava端末などのヒット端末を手がけたことで知られる(2005年12月の記事参照)。ボーダフォン時代に一度は会社を離れたものの、津田志郎氏の社長就任後に復帰し、端末やサービスの開発を手がけてきた。ボーダフォン(当時)がコンバージェンスモデルから日本市場に適した端末へとシフトする際に尽力し、そのラインアップは業界内で“太田端末”と呼ばれるなど注目を集めた。

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