今回のドコモ販売ランキングは、やや大きな順位の変動があった。
首位は富士通製のユニバーサル携帯「FOMAらくらくホンIII」が獲得。敬老の日商戦が終わり、需要が減ると思われた本端末だが、再び首位に返り咲いたことに驚かされる。
前回、初の首位に立った富士通製のワンセグ端末「F904i」は1つ下げて2位に、続いてシャープ製の「SH904i」(前回2位)が3位にランクイン。なお今回のランキングは顔ぶれこそ大きく変わらないが、すべての機種で順位の変動があった。
ワンセグ搭載端末は、F904i、シャープ製の「SH704i」「SH903iTV」、そしてソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO903iTV」の計4機種がランクインした。ドコモのワンセグ端末は同他機種よりやや高い傾向があるが、発売からしばらく経過した10月に入りそれらをかなり値下げする店舗が多くあったためか、F904i以外の機種がそろって順位を上げる動きを見せた。
なお、ソニーの薄型テレビ“BRAVIA”のブランド名を冠したSO903iTVは、発売タイミングがほかの903iシリーズより遅かったばかりか、904iシリーズ発売後の登場となったせいか、発売直後の販売休止騒ぎがあったためか、それとも販売価格そのものが高かったからか、発表当初の注目度ほどには結果を出せないでいた。意外ながら今回、初めてのTOP10入りとなった。
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