ケータイP2Pフレームワーク「Spear」、デジタルコンテンツグランプリで経済産業大臣賞に

» 2007年10月15日 14時05分 公開
[ITmedia]

 吉田鎌ヶ迫は10月12日、同社のケータイP2Pフレームワーク「Spear」および「Spear Multi」が、2007年10月11日に開催された第22回デジタルコンテンツグランプリで、経済産業大臣賞を受賞したことを発表した。

 Spearは、3G携帯上でP2Pによる1対1の高速リアルタイム通信を実現するフレームワークで、現在、KDDIのBREW機種に対応している。Spearを利用することにより、シビアな通信スピードが要求されるリアルタイムオンラインアプリケーションの開発が可能になるという。

 またSpearの上位版であるSpear Multiは、多人数対応のケータイP2Pフレームワーク。通信機能が制限されたネットワークでも、複数人で快適な通信ができるよう、独自のトポロジを考案して開発したものだ。

 

 今回の受賞では、モバイルP2P技術を開発/実用化した功績と、開発と運用の両方のコストを軽減させ、コンテンツビジネスに貢献する技術である点が評価されたという。

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