着信したメールを隠す機能はあるか――「INFOBAR 2」「INFOBAR 2」の“ここ”が知りたい(5)

» 2007年10月24日 11時18分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
Photo 「INFOBAR 2」。カラーはSILVER、MIDORI、NISHIKIDGOI、WARM GRAYの4色

質問:メールを件名で振り分けできるか

 INFOBAR 2のメールの自動振り分けは、フォルダごとに条件を設定するタイプ。基本的にはメールアドレスで振り分ける仕様で、メールアドレスのドメイン部分だけも振り分けられる。ただし振り分け条件として“件名”は用意されず、件名での振り分けには非対応となる。

Photo 振り分け条件の設定画面。引用の設定は5種類から選択できるが、すべてメールアドレスを入力するためのものだ

質問:「W52SA」「W53SA」などの三洋電機端末に搭載されているプライバシーメール機能はあるか

 プライバシーメール機能はINFOBAR 2にも用意されていた。マニュアルがない状態で確認したため詳細については断定できないが、W52SAW53SAと同等なら、プライバシー機能で登録した相手からのメール(to:、cc:、bcc:いずれでも)はプライバシー機能をオンに設定すると、着信時にも一切通知されず、送受信メール共に一覧にも表示されない機能になるはずだ。また全件消去などを行っても削除されないので、重要なメールとして扱うことが可能。隠していることが第三者に分からないのがフォルダのロック機能などと異なる点だ。

Photo メール共通設定の中にプライバシー設定がある。機能のオン/オフ、対象とするメールアドレスの登録が可能だ

質問:利用制限はどこまで細かく設定できるか

 アクセス制限を利用すれば、6つの機能がロックナンバーの入力なしでは使えなくなる。これは、au端末でほぼ共通の機能だ。

Photo 利用制限は、6種の機能をオン/オフに設定できる

質問:アラームはいくつ設定できるか

 アラームは最大8つまで登録できる。毎日、毎週、特定複数曜日などの繰り返し設定に対応し、スヌーズ、時刻読み上げ、マナーモードとの連動/非連動まで細かく動作を設定できる。また、設定内容を保持したままでオン/オフの設定が可能だ。

Photo アラームの機能名は「目覚まし」。一覧画面でも設定時刻や繰り返しの有無、オン/オフを確認できる。細かい設定が可能で、実際の動作を確認するリハーサル機能も用意

質問:自動でキーロックする機能はあるか

 オートロック機能を使うと、待受時にあらかじめ設定した時間内に何の操作も行わないと、キーがロックされる。ロック時にも着信時には操作できるので、ロック番号での解除が面倒でなければ、誤操作防止用途で使えるだろう。

Photo オートロックは、再ロックまでの時間を10秒から3分の間で設定可能。待受画面でロック番号を入力すれば解除できる

質問:ボイスレコーダー機能の実力はか

 機能名を「ICレコーダー」としているだけあって、ボイスレコーダー機能はなかなか高機能だ。高圧縮の3gpp形式で録音でき、マイク感度も2段階に調整が可能だ。試しに使ってみたところ、音質はかなりクリアだった。

Photo 音質は「標準」と「高音質」、マイク感度は「口述用」と「会議用」から選べる。マイクの指向性の設定まではできないが、携帯電話のボイスレコーダー機能としてはかなり本格的だ

質問:どんなアクセサリー機能があるか

 目覚まし、タイマー、電卓、辞書など、基本的なアクセサリー機能は揃っている。ストップウォッチが欠けているが、ある程度の利用ならタイマー機能で代用できるだろう。辞書も「和英」「英和」「カタカナ英語辞書」が搭載され、カメラで撮影した文字をテキスト化し、そのまま辞書に引用できる「カメラde辞書」機能も備える。

Photo 左はアクセサリー類(便利ツール)の一覧。「Myスケジュール」はインターネット経由でPCと連携可能なEZアプリを指す。内蔵メモリにデータを保存するスケジュールやタスクリストは別途用意され、おもにカレンダー画面から呼び出して利用する

 ※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものです。製品版では仕様が変わる可能性があることをご了承ください。


関連キーワード

INFOBAR 2 | デザイン | 深澤直人 | au | au design project


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年