INFOBAR 2のメールの自動振り分けは、フォルダごとに条件を設定するタイプ。基本的にはメールアドレスで振り分ける仕様で、メールアドレスのドメイン部分だけも振り分けられる。ただし振り分け条件として“件名”は用意されず、件名での振り分けには非対応となる。
プライバシーメール機能はINFOBAR 2にも用意されていた。マニュアルがない状態で確認したため詳細については断定できないが、W52SA/W53SAと同等なら、プライバシー機能で登録した相手からのメール(to:、cc:、bcc:いずれでも)はプライバシー機能をオンに設定すると、着信時にも一切通知されず、送受信メール共に一覧にも表示されない機能になるはずだ。また全件消去などを行っても削除されないので、重要なメールとして扱うことが可能。隠していることが第三者に分からないのがフォルダのロック機能などと異なる点だ。
アクセス制限を利用すれば、6つの機能がロックナンバーの入力なしでは使えなくなる。これは、au端末でほぼ共通の機能だ。
アラームは最大8つまで登録できる。毎日、毎週、特定複数曜日などの繰り返し設定に対応し、スヌーズ、時刻読み上げ、マナーモードとの連動/非連動まで細かく動作を設定できる。また、設定内容を保持したままでオン/オフの設定が可能だ。
オートロック機能を使うと、待受時にあらかじめ設定した時間内に何の操作も行わないと、キーがロックされる。ロック時にも着信時には操作できるので、ロック番号での解除が面倒でなければ、誤操作防止用途で使えるだろう。
機能名を「ICレコーダー」としているだけあって、ボイスレコーダー機能はなかなか高機能だ。高圧縮の3gpp形式で録音でき、マイク感度も2段階に調整が可能だ。試しに使ってみたところ、音質はかなりクリアだった。
目覚まし、タイマー、電卓、辞書など、基本的なアクセサリー機能は揃っている。ストップウォッチが欠けているが、ある程度の利用ならタイマー機能で代用できるだろう。辞書も「和英」「英和」「カタカナ英語辞書」が搭載され、カメラで撮影した文字をテキスト化し、そのまま辞書に引用できる「カメラde辞書」機能も備える。
※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものです。製品版では仕様が変わる可能性があることをご了承ください。
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