KDDIは10月24日、番号ポータビリティ(MNP)制度を利用してKDDI(au)に転入した純増数を発表した。この数値はMNPを利用してauに転入した契約数から、auから転出した契約数とツーカーから転出した契約数を引いたもの。
それによると、2006年10月24日から2007年10月23日までに、MNPを利用してauに契約した数からauを解約した数を引いたau単体の純増が約128万5700件で、ツーカーからの転出が約5万3500件。auの純増からツーカーの純減を引いた、KDDIとしての純増数は約123万2200件だった。
サービス名 | 純増減数(転入−転出) |
---|---|
au | 128万5700件 |
ツーカー | −5万3500件 |
合計 | 123万2200件 |
同社の番号ポータビリティを利用した転入・転出数は常に純増ペースで推移しており、1年間を通しての好調な結果につながったようだ。ユーザーからの支持を得た理由としては、信頼性の高いネットワークや幅広い端末ラインアップ、「LISMO」「EZチャンネルプラス」などの音楽・映像サービスやGoogle検索などに代表されるコンテンツ、そして分かりやすい料金体系などを提供したことなどを挙げた。MNPを利用しやすくするためのサポートを実施したことも奏功したとしている。
なおNTTドコモやソフトバンクモバイルは、このような速報値を発表する予定はないとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.