写真で見る「SH705i」

» 2007年11月05日 21時58分 公開
[園部修,ITmedia]

 NTTドコモが発表した705iシリーズは、発売が2008年1月以降と少し先になるが、いずれも905iシリーズ以上に個性的な端末がそろった。シャープ製の「SH705i」は、「SH704i」に引き続き、“カジュアルワンセグ”というコンセプトを継承する折りたたみ型の端末だ。

PhotoPhotoPhoto ボディカラーはPink、Blue、Whiteの3色。背面はつるっとした透明の樹脂で覆われており、その下に布地の模様が見える

 外観上の特徴は、やはり背面のファブリック(布地)をあしらった模様だろう。「実際の布から型を取った」(説明員)という、かなりリアルな模様で、背面の透明な樹脂パーツの下に本当に布地があるかのように見える。また0.8インチの有機ELディスプレイが、やや大きめの鏡面パーツの下に搭載されており、39×96ピクセルでバッテリー状態や電波強度、時刻などが表示可能になる予定。

PhotoPhoto 背面は透明な樹脂で覆われているが、その下に布地のような模様がある。遠目には布製かと見まがう質感だ

 ワンセグは右上ソフトキーに割り当てられる[TV]キーで起動する仕様で、縦位置と横位置の切り替えなどもワンタッチでできるという。ディスプレイは2.8インチのワイドQVGAで、SH704iの2.6インチワイドQVGAよりも一回り大きい。ホイップアンテナは側面にあり、端末内部から引き出すのではなく横にスイングする形状だ。

 このほか明らかになっているのは、3.2MピクセルのCMOSカメラを搭載すること。上位機種と同様、上下左右と前後方向の手ブレを抑える6軸手ブレ補正を備えるほか、被写体ブレ補正機能も備える。またカメラ横に動かすだけで簡単にパノラマ写真が撮影できる「パノラマ撮影」機能や、名刺を読み取ってアドレス帳に登録できる「名刺リーダー」も標準装備する。

 国際ローミングは3Gのみの対応で、FOMAハイスピード(HSDPA)には非対応。音声入力は非サポートながら、直感ゲームは楽しめる。FOMAプラスエリアと1.7GHzにも対応した。2in1、ビデオクリップ、うた・ホーダイ(WMA非対応)、着もじ、地図アプリ、ICお引っこしサービス、フルブラウザなども利用できる。

PhotoPhoto スピーカはヒンジ部に搭載する。白く見えるが、これは反射のせいで実際は黒い。外部接続コネクタとイヤフォン端子は本体底面(ダイヤルキー側の下端)にあった。キー配列が従来モデルとは一部変わっており、右上ソフトキーが[TV]になっているのも目を引くポイントだ(長押しでカメラも起動できそうだ)。また十字キーは円形、決定キーは横長の長方形になっている
PhotoPhotoPhoto 端末の右側面にワンセグアンテナがある関係で、側面のキーは左側に集中している。MULTI ASSISTANTを起動するものと思われる[MULTI]キーが左側のヒンジ寄りにあるほか、microSDのスロットもこちら側に位置する。裏面に3.2MピクセルカメラやFeliCaを搭載。赤外線ポートの位置は確認できなかったが、カメラの横に搭載されているようだ
Photo SH705iのワンセグ視聴スタイルはこんな感じ
機種名 SH705i
サイズ(幅×高さ×厚さ) 48×106×15.5ミリ
重さ 約105グラム
連続通話時間 約150分(テレビ電話:約100分)
連続待受時間 約470時間(静止時)
アウトカメラ AF付き有効約320万画素CMOS
インカメラ
外部メモリ microSD(別売り)
メインディスプレイ 約2.8インチワイドQVGA(240×400ピクセル)、26万2144色モバイルASV液晶
サブディスプレイ 0.8インチ(39×96ピクセル)有機EL 1色
ボディカラー Blue、White、Pink
主な機能 ワンセグ、着うたフル、うた・ホーダイ、国際ローミング(3G)、iチャネル、メガゲーム、直感ゲーム ほか

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