愛媛大学農学部附属農業高校、農業実習に携帯を活用

» 2007年11月12日 23時06分 公開
[ITmedia]

 日本コムシスは11月12日、愛媛大学農学部附属農業高等学校が同社の画像転送システム「ガッテン君」を採用し、携帯電話を利用した教育システムを確立したことを発表した。

 同校は、2006年8月にガッテン君を採用。同校の生徒が行う農業実習で、野菜や稲の栽培記録を行う情報端末として、ガッテン君を利用できる携帯電話5台を活用している。生徒が栽培している野菜や稲の写真撮影を行い、観察した記録をテキストデータで作成すると、それらの情報が特定のサーバに自動的に転送される。生徒はこのデータをもとに、後日改めてレポートを完成させるという仕組みだ。

 従来、農業実習などの栽培記録は紙媒体へのスケッチが主流で、デジタルカメラを利用した場合も、実習現場で感じた生徒の生の感想を同時に残すことは難しかった。ガッテン君を利用した同教育システムでは、ワンクリックで写真とレポートを実習現場からサーバに転送し、教室に戻った後で状況を思い出しながらレポートを作成できることから、従来型の授業と比較して、よりリアルなレポート作成できるという。

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