ケータイクーポンを便利だと思う人は8割以上――ネットエイジア

» 2007年11月16日 02時41分 公開
[ITmedia]

 ネットエイジアは11月15日、同社が展開するモバイルリサーチで実施した、ケータイクーポンに関する自主調査の結果を発表した。調査は2007年11月12日と13日の両日、15歳から29歳のケータイユーザーを対象に行ったもので、回答サンプル数は300名。

 同調査によれば、ケータイクーポンの利用経験がある人は54%と半数を超えていた。「知っているが利用したことはない」という回答は30.7%で、認知率は84.7%に達した。大学生・専門学校生の利用率は67.5%、高校生では55.7%だった。女子大生では72.7%に利用経験があり、ケータイクーポンを良く活用していることが分かった。

 ケータイクーポンの利用経験者が実際に利用したことがある業種は、「ファーストフード」が最多で79.6%。以下「CD・ビデオレンタル店」39.5%、「ファミレス」27.2%、「その他飲食店」22.8%、「映画館」16.7%と並んだ。高校生ではファーストフードでの利用経験者が92.3%に達している。

 ケータイクーポンを取得、利用するために、現在会員登録している店の業種は「ファーストフード」が69.1%でトップとなり、「CD・ビデオレンタル店」が37.7%でこれに続いた。また「現在よく利用している」「お得だと思うケータイクーポン」を自由回答で聞いたところ、クーポン利用経験者162名のうち、約60%にあたる回答者が「マクドナルド」を挙げた。その他では「TSUTAYA」を挙げた回答者も多かった。

 ケータイクーポンの情報を知ることが多い方法は、1位が60.5%の「ケータイメルマガ」、2位が34%の「お店のケータイホームページ」、3位が31.5%の「クーポン情報サイト」だった。

 ケータイクーポンを便利だと感じている回答者は全体の81.7%。特に大学生では「便利だと思う」という回答が94.8%と突出している。また、今後のケータイクーポン取得方法で良いと思う方法については、利用経験者では「新しい情報が出るたびにメールで受け取る」が36.4%、「1週間に1通程度メールで受け取る」が35.8%と、メールを希望する人が多かった。これに対してクーポン未経験者では、「クーポン情報サイトで欲しいときに取得する」が43.5%でトップ。次いで「お店のケータイホームページで欲しいときに取得する 」が27.5%と、「プロモーションとしてのケータイメール」に対する抵抗感が見られた。

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