SNS利用者は3年連続で増加、ケータイからは“書く”より“読む”

» 2007年11月27日 01時00分 公開
[ITmedia]

 マイボイスコムは11月26日、「SNSの利用」に関する第3回目となる調査結果を発表した。同調査は2007年11月1日から同5日まで、リサーチコミュニティ「MyVoice」の登録メンバーを対象に実施したもので、有効回答数は1万9604件。

 同調査によれば、SNSを「利用(登録)している」ユーザーは全体の31%。前回調査よりも8ポイント増加しており、3年連続の増加となった。「利用(登録)していないが、どのようなものかは知っている」の24%を含めると、SNSの認知者は5割以上となっている。登録しているサイトは「mixi」が84%で圧倒的多数となり、2位以下を大きく引き離した。

 SNSの利用頻度は「1日2回以上」が20%、「1日1回」が22%となり、1日に1回以上利用する割合は4割。前回調査の51%よりも1割減少しており、頻繁に利用する人が減少している傾向が見受けられる。

 PCからの利用メニューは「人の日記を読む」が80%で最多。以下、59%の「日記を書く」、58%の「人の日記にコメントを書く」、57%の「コメントを読む」が続き、日記関連のメニューが上位を占めた。

 携帯電話から利用するメニューは、「人の日記を読む」が24%、「コメントを読む」が19%で上位を占め、以下は「日記を書く」が15%、「人の日記にコメントを書く」が13%となり、携帯でも日記関連のメニューが続いたが、PCと比較すると書くよりも読む機能がよく利用されているようだ。

 なおSNSで日記を書く割合は7割。日記を書くときの意識は、「できるだけ自分が書きたいことを書くが、読み手のことも意識している」が50%で最多となった。以下は、「自分が書きたいことを大切にし、読み手のことはあまり気にしない」が15%、「読み手に喜ばれる内容、アクセスを増やせる内容などを意識して書いている」が4%となった。

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