携帯電話のムービー撮影機能、6割弱が「ほとんど使わない」

» 2007年12月04日 03時14分 公開
[ITmedia]

 ネプロジャパンとネプロアイティは11月29日、「携帯電話のムービー(動画)機能について」をテーマに実施したアンケート結果を発表した。調査は2007年11月8日、9日の両日、携帯向けサイト“ザ★懸賞”上で行ったもので、有効回答数は4076人。

 同調査によれば、携帯電話のムービー(動画)機能は、「ほとんど使わない」というユーザーが55%で最多。一定の頻度で使用しているユーザーは、「1カ月に2〜3回使う」が18%、「週に2〜3回使う」が6%、「毎日使う」が3%となった。「全く使わない」という回答は10%、「使ったことがない」は6%だった。

 携帯電話でのムービー(動画)撮影については、「気が向いた時」に行うという回答が29%、「イベントがある時(運動会・花火大会等)」が16%で比較的多かった。そのほか「動く被写体を撮る時」が9%、「生き物を撮る時」が8%、「家族や知人の集まりがある時」が7%、「旅行に行った時」が3%、「景色を撮る時」が2%となっており、特に目的もなくムービーを撮影する人が多いようだ。

 撮影したムービーは、「個人的に見るだけ」が46%で最多となり、以下は「携帯で直接知人に見せる」が15%、「メールに添付し知人に送る」が10%、「Web上にUPして公開する」が3%、「携帯電話の待受等にする」が2%と並んだ。

 撮影したムービーは、「携帯電話の本体に保存」が57%、「メモリーカード/USBメモリーに保存」が39%と、外部メモリーを使用するよりも本体に保存するユーザーが多い。「PCに移して保存」は4%、「Web上にUPして保存」「CD-Rに焼いて保存」はともに1%だった。なおムービー機能を使いこなしていると感じている人は17%に過ぎず、81%は使いこなせていないと感じている。

 ムービーを撮影する際、今利用している携帯電話で一番強化したい機能、あるいは欲しい機能は何かという質問には、26%が「録画時間・容量のUP」、25%が「画素数UP」と答えており、機能より基本機能を求めるユーザーが多いことが分かった。そのほか「手ブレ等の補正機能」が13%、「音質の向上」が9%、「ムービー(録画)編集機能」が4%、「起動時間の短縮」が3%と並んでいる。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年