今回のウィルコム販売ランキングは、「9(nine)」が、東芝製の「WX320T」を抜き、約1カ月ぶりに首位に返り咲いた。
そして、携帯冬商戦が始まりウィルコム端末の購買需要も高まったためか、音声端末とはやや異なるユーザー層に好まれるスマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」が5位から1つ順位を上げ、4位に入っている。前回、圏外からいきなり4位へと躍進して驚かせた「W-ZERO3」は、残念ながら今回はランキングから消えた。
さて、今回は久しぶりに初登場端末がお目見えした。それが12月6日発売の「nico+」。2006年7月発売のnico.をベースに赤外線通信機能を搭載し、ソーダブルー、メロングリーン、レモンイエロー、シトラスオレンジ、ピーチピンク、セサミグレーの新カラー6色で展開する(ピーチピンク、レモンイエロー、セサミグレーは2008年1月発売予定)。今回はnico.シリーズ2機種がランクインする状況だが、今後はどうなっていくだろうか。
データ通信カードのランキングは、イー・モバイル端末が1位と2位を占めた。
首位はPCカード型の「D01NE」、2位はCF型の「D01NX」がランクイン。イー・モバイル端末は、このほかに、5位の「EM・ONE」、7位の「EM・ONEα」を含め、計4機種が入っている。
そして、イー・モバイルは12月12日に国内初の7.2Mbps HSDPA通信サービスを開始し、同時に7.2Mbps通信対応端末「D02HW」(USB接続型)を発売した。
もう1つ、12日にCF型 D01NX用のデル製PDA向けWindows Mobile 5.0ドライバとMac OS X(10.3.9/10.4〜10.4.11)対応ドライバが公開された。
これらにより、販売状況にも変化をもたらしてくれると思われる。次回の結果に少し期待しよう。
ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2007年12月14日現在)は以下の通り。
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