2年間使い続けられるケータイの選び方は?FOMA SH905iで問題解決! 第5回

携帯電話の販売奨励金制度が見直され、端末を購入する際に2年間の契約や24回払いの割賦を前提に端末を購入するケースが増えている。今まで端末を購入するときはあまり意識していなかった、2年という時間を考えた携帯選び。「SH905i」は、そんな悩みにも応えてくれる。

» 2007年12月17日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 ドコモの905iシリーズは、端末代金を一括払いするほかに、2年間同じ端末を使い続ける契約を結んで値引きを受けたり、12回もしくは24回の分割払いで購入できるようになった。それでは2年間の利用を前提とした携帯選びでは、どんなことに気を付けて端末を選べばいいんだろう?

Photo

 NTTドコモは11月26日から、905iシリーズ以降に発売する携帯電話に適用する新たな端末の販売方法「バリューコース」と「ベーシックコース」を導入した。

 これは新規契約時または機種変更時に、端末の代金を一括払い、12回払い、もしくは24回払いで購入すると、通常より月額1680円安い料金プラン「バリュープラン」が利用できるバリューコースか、2年間同一機種を継続利用することを約束して、店頭販売価格から1万5750円の値引き「ベーシック購入サポート」が受けられるベーシックコースのどちらかを選ぶというもの。バリューコースは端末の代金と月々の通信・通話料が明確に分離される新しいモデル、ベーシックコースは従来に近い販売モデルとされている。

 ベーシックコースを選ぶと、解除料を支払わない限り2年間は機種変更ができなくなる。バリューコースを選んだ場合も、端末を一括払いで購入する場合をのぞき、12回払いの場合は1年間、24回払いの場合は2年間、端末代金を支払う必要があるため、残りの分割代金を払い終えるまで買い換えがしにくくなる。そんな状況の中での端末選びは、“2年後まで満足して使い続けられるか”という、従来とは少し違う観点から行うべきなのかもしれない。

フルワイドVGA液晶やFOMAハイスピード、国際ローミングなど“新標準”に対応

 進歩のスピードが速い携帯電話にとって、2年という時間はとても長い。長期間快適に使うためには、購入時に基本スペックの高い端末を選ぶのが定石と言えるが、905iシリーズなら心配はない。

 905iシリーズは、ディスプレイがフルワイドVGA(480×854ピクセル、もしくは480×864ピクセル)に高解像度化されているのを筆頭に、下り最大3.6Mbpsでの高速通信が可能なFOMAハイスピード(HSDPA)、3Mピクセル以上のカメラ、3GとGSMの国際ローミング、GPSなど、ハイエンドの名にふさわしい機能を備え、性能面では十分長期間使えるだけのポテンシャルを持っている。

 現在多くのユーザーが利用している携帯電話は、標準的な解像度がQVGA(240×320ピクセル)であり、VGA(480×640ピクセル)以上の解像度を持つ端末が出てきたのはここ1年ほど。しかもラインアップの全機種に採用されたのは今回の905iシリーズが初めてで、これまでは対応アプリなどの開発もあまり進んでいるとは言えなかった。しかし、905iシリーズ以降は全機種で480×854ピクセル以上の解像度がサポートされることから、今後対応アプリが増えていくことは間違いない。905iシリーズは全機種に共通の機能としてフルワイドVGAディスプレイが採用されたため、905iシリーズがサポートされない心配はまずないはずだ。

 FOMAハイスピードも、905iシリーズから普及が始まる通信方式と言え、これに対応していれば当分の間は不満なく使えるはずだ。通信速度は、今後さらなる高速化も予定されているものの、“ハイスピード以前”の384kbpsからFOMAハイスピードの3.6Mbpsへの高速化のような劇的なものではない。むしろ2年後の2009年から2010年には、WiMAXなどの無線ブロードバンドのサービスが始まっている可能性が高く、高速なデータ通信という観点で見ると、タイミングよくWiMAX対応携帯などに乗り換えられる可能性も考えられる。

 カメラや国際ローミングなどの機能は、買ってすぐに恩恵を感じられる部分ではないかもしれない。しかし、いざというときに役立つ機能は搭載されているに越したことはない。海外旅行の際などにいつもの端末がそのまま利用できたり、デジタルカメラを忘れたときなどに、キレイな写真が撮れる携帯があれば安心だ。GPSも今後は対応機種の増加とともにさまざまなサービスが増えてくることが考えられるが、905iシリーズはGPSを搭載しているので位置情報を利用した新たなサービスなども受けられる可能性は高い。

PhotoPhoto フルワイドVGAのディスプレイ、FOMAハイスピード対応、3Mピクセル以上のカメラ、3G+GSMの国際ローミング、GPS、ワンセグなど、現在およそ必要と思われる基本性能はほぼすべて備わっている

長く使っても飽きない、シンプルかつ美しいデザイン

 もう1つ、スペックに加えて重要なのが、ユーザーの感性に関わるデザインの部分だ。長期間使う端末は、ユーザーが“好き”と思える要素を多数備えていなくてはならないだろう。その点、SH905iにはシャープならではのデザインに対する考え方が盛り込まれており、“2年間使う携帯”としての魅力を増している。

 携帯電話は常日ごろ持ち歩き、いつでも身の回りにあるものであるため、端末のデザインは機能よりも重視されることすらある重要な要素の1つだ。シャープでは、従来から“上質感”を重視した端末デザインを手がけており、多くのユーザーからの支持を集めてきた。SH905iでもこの路線は踏襲されており、飽きの来ない上質なデザインに仕上げている。

PhotoPhoto 上質なデザインを心がけたという「SH905i」。ボディカラーはWhite、Pink、Blue、Blackというベーシックな4色をラインアップする

 SH905iでは、金属製のパネルを用いる従来の手法とは少々趣向を変え、背面には透明なアクリル板の下に金属蒸着を施して金属感と同時にフラットな背面と奥行き感を実現した。White、Pink、Blue、Blackの各ボディカラーに合わせ、模様はそれぞれ異なるものになっている。Whiteは不均等幅で交差するラインが大小さまざまな四角を描く幾何学パターンの「Cross」、Pinkは波形パターンの連続がチェーンのような模様を描く「Chain」、Blueは三つ葉のクローバーを図案化した柄を均等に配置した「Clover」、Blackは太さの異なるラインをランダムに配置し、精悍な印象を演出する「Stripe」となっている。

PhotoPhoto WhiteにはCross、PinkにはChainの模様が描かれている
PhotoPhoto BlueはClover、BlackはStripeとなっている

 さらに、周囲には太めの金属蒸着のフレームを配し、ボディのスリムさを際立たせつつ、高級感を醸し出している。このフレーム部分の、「SH905i」という型番が記された位置にはLEDが4灯組み込まれており、着信や起動中の機能などを知らせる役割を持っている。LEDは一見金属製のように見えるフレームを透過してぼんやりと光るため、大きなアクセントとなっている。

PhotoPhotoPhoto 型番ロゴの下に4灯のLEDが内蔵されている。GPSとICカード利用時の色は固定だが、音声やメールの着信、端末の開閉に連動するLEDは7つの色かレインボーが選べ、点灯パターンも8種類から選択できる。写真は左が流星パターン、中央は不在着信、右は充電時の様子

何気ないシーンでも“使いやすい”と感じられる配慮

 デザインと並び、端末選びで重要なポイントが端末の使いやすさだ。言うまでもないことではあるが、長く使うための端末は、何より自分が使いやすいかどうかが大切だ。

 シャープでは、SH905iを企画するに当たり、使いやすさに配慮した新しい液晶ディスプレイを採用した。この新しい液晶ディスプレイは、進化した「NewモバイルASV液晶」と、「リフレクトバリアパネル」という新たな構造を組み合わせたもので、格段に高い視認性と色再現性を実現している。屋内だけでなく、屋外でも利用する機会が多い携帯電話は、ディスプレイの視認性が快適さ、使いやすさに大きな影響を及ぼすが、SH905iのディスプレイは、あらゆるシーンで美しい画面を表示してくれる。

 リフレクトバリアパネルとは、Air Gap Less構造と呼ばれる、“空気のギャップがない”構造を採用したパネルのことだ。従来の携帯電話用液晶では、液晶パネルの上に、少し離した状態で保護用のアクリル板を配置していたが、SH905iでは保護パネルを強化ガラス製にした上、特殊な溶剤を用いて液晶パネルと保護パネルを密着させている。これによって、バックライトや反射光の透過率が向上し、より高い色再現性と反射の低減を図っている。言葉で説明すると分かりにくいが、晴れた屋外などで、SH905iの液晶と透過型液晶を見比べてみれば違いは一目瞭然だ。

 反射光と透過光のどちらでも美しい色再現性を実現する6色カラーフィルターや高画質化エンジン「SVエンジン+」も搭載し、メールからネットアクセス、ワンセグ視聴まで、どんな環境でもストレスのない画像・映像が楽しめる。

 また手に持ったときや、ダイヤルキーを打つ際などの快適さに影響するボディの横幅を48ミリに抑えている点にも注目したい。細身のボディのおかげで手の中での収まりがよく、女性にも持ちやすいボディに仕上がっている。厚さも16.9ミリと、ワンセグを搭載した905iシリーズの中では最薄で、豊富な機能を搭載しながら、多機能や高性能を主張しすぎない静かなたたずまいを実現した。


 従来モデルと比較して、“けた違い”といってもいいほどの機能・性能の向上が図られた905iシリーズは、今後しばらくは新たなサービスなどにも対応しうるポテンシャルを持っており、長期間使うことを前提に選んでも、不満が出にくいスペックに仕上がっていると言えるだろう。その中でもSH905iは、上質感があるシンプルで飽きの来ないデザインを採用しており、幅広い年齢層に似合う端正な端末となっている。ユーザーの“普段”の使い勝手に配慮したディスプレイやボディサイズなど、注目すべきポイントも多い。SH905iは、2年以上の間共に過ごすことになる新たなパートナーにふさわしい実力を備えている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:シャープ株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年12月31日