ドコモPHSサービス、7日で終了

» 2008年01月07日 18時34分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモのPHSサービスが、1月7日午後12時で終了する。95年のサービス開始から約12年半での終了で、国内でPHSサービスを全国展開するのはウィルコム1社となる。

 同サービスは95年7月に関東地方と北海道限定で開始し、同10月から全国展開。携帯電話よりも割安な通話料金や端末価格で人気を集め、97年9月のピーク時には212万契約あった。

 だが基地局増設が追いつかず「つながりにくい」というイメージがついたほか、携帯電話の低価格化でユーザーを奪われるなどして利用が低迷し、05年1月には136万契約まで落ち込んだ。

 ドコモは同年2月にPHS事業からの撤退の意向を表明し、新規受け付けを同4月末までで終了。06年1月に、携帯電話への乗り換え促進策を発表していた。07年12月末時点での契約数は約15万5000。

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