写真で解説する「N705iμ」(ソフトウェア編)

» 2008年01月11日 19時23分 公開
[田中聡(至楽社),ITmedia]
photophoto 超極薄9.8ミリの折りたたみ端末「N705iμ」。カラーはReal Red、White Silver、All Blackの3色
photo 本体正面

 折りたたみ型の3Gケータイでは世界最薄(発表時点)の9.8ミリを実現したNEC製の「N705iμ」は、同じく極薄ケータイとしてリリースされた「N703iμ」「N704iμ」の厚さ11.4ミリから、さらに1.6ミリ薄くなった。

 ディスプレイは約3インチワイドQVGAのモバイルシャインビュー液晶で、FOMAハイスピード、おサイフケータイ、200万画素カメラ、直感ゲーム、2in1、WORLD WING(3G)、フルブラウザに対応。スリムボディながら、ほかの705iシリーズに引けをとらないほど機能が充実した。

 背面に赤色LEDが点灯する「My Signal」は、LEDの数がN704iμの7×7個から7×17個に増え、さらに表現力豊かに時刻や着信などを表示できるようになった。ボディはステンレス素材を採用し、薄型化と高剛性も実現している。

 ダイヤルキーは大きくてスクエアなキーが採用されている。シートキーだがわずかに凹凸があり、触った限りでは、それほど押しづらさは感じなかった。上下のボディ形状は先端からみると角が落とされた台形になっており、指がかけやすいため開閉がしやすい。“1センチ”を下回る極薄の端末だが、薄すぎて使いにくいということはないだろう。

photophoto 左がN704iμで、右がN705iμ。MENUキーは右下から左下へ、iチャネルキーは左下から右下に変更されている。N704iμはiチャネルキーの長押しで呼び出せる機能はミュージックプレーヤーが固定されていたが、N705iμではiチャネルキーから呼び出せる機能を「iチャネル」「カメラ」「スケジュール」「ミュージックプレーヤー」「Music&Videoチャネル」のいずれかにカスタマイズできるようになった。ダイヤルキーに割り当てられている機能は2機種とも同じだ

photophotophotophoto 本体を閉じた正面(左端)。背面には7×17ドットのLEDが点灯するスペースを用意。右下にはモノラルスピーカーが搭載されている。「マイシグナル設定」から、本体クローズ時や着信時の「My Signal」の点灯方法を設定できる(中央左)。プリインストール素材を使って、それぞれの点灯方法を変更できる(中央右、右端)

photophotophoto デジタル時計を表示。LEDの上には、不在着信通知や充電時に光るランプを搭載(左)。ミュージックプレーヤーの曲順(1曲目)を表示(中央)。ミュージックプレーヤーの音量を表示(右)

photophoto 本体を閉じたときや通話中などに表示されるアニメーション

photophotophoto メインメニューの「Surface Motion」(左)。「LIFEKIT」内のメニュー一覧画面(中)。プリインストールされている待受画面。視力検査をイメージした「Eye Test」がユニークだ(右)

photophotophotophoto N905iから対応している「クイック検索」(左端、中央左)や、iモードブラウザのタブ切り替え(中央右、右端)も利用できる

photophotophoto 「地図アプリ」「PLATINUM SURIKI」「デコメをつくろう」などのiアプリをプリセット(左)。文字入力は、1ステップで本文エリアに入力できるインライン入力に対応(中央)。数字+単位の連携予測変換も健在だ(右)

photophotophoto 画像、動画、スケジュール、送受信メールを時系列に表示できる「ライフヒストリービューア」を搭載。時間軸を拡大・縮小したり、単純に表示を拡大したりできる

photophotophoto 着うた/着うたフル、SD-Audio、WMAを再生できるミュージックプレーヤー(左)。メニューバーを使い、再生画面上でイコライザの変更や、リピート、シャッフルの設定などができる(中央)。イコライザは10種類が用意されている(右)

photophoto カメラは最大1200×1600ピクセルの撮影が可能。オートフォーカスには対応していない(左)。最大5件の相手を登録して電話発信やメール送信ができる「直デン」も継承(右)

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