今回のドコモ販売ランキングは、前回と同様に905iシリーズの売れ行きがやや穏やかになった傾向は変わらず、順位の変動も少なかった。
首位はパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」が獲得。前回、シャープ製の「SH905i」に抜かれ、発売以来初めて2位へ落ちたが、今回は首位を奪還した。成人の日を含む連休に向けて販売店がある程度在庫を確保できたためかもしれない。ちなみにP905iはキャリア総合ランキングでも首位に返り咲いている。
続いて2位にSH905i(前回1位。キャリア総合4位)、3位にユニバーサル携帯「らくらくホンIV」(富士通製。前回3位)、4位にワンセグ搭載の「SH704i」(シャープ製。前回5位)、5位にワンセグ+ヨコモーションの「F905i」(富士通製。前回4位)がランクインした。
なお、2007年11月に発売した905iシリーズは今回、P905i、SH905i、F905i、「N905iμ」(NEC製)、「D905i」(三菱電機製)、「N905i」(NEC製)、「SO905i」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)の7機種すべてがランキングに登場。2008年1月現在、キャリア総合ランキングを見ると他社端末にかなり追い上げられる状況ではあるものの、ドコモ端末では最新機種へのニーズが高いことがうかがえる。
対して、905iシリーズと同日に発表した「705iシリーズ」や905iシリーズの企画端末(2008年春商戦向けモデル)の発売も1月22日から始まった。22日発売の「F705i」を皮切りに、「AQUOSケータイ SH905iTV」が24日、「P705i」が25日、「D705i」と「D705iμ」が30日、「amadanaケータイ N705i」が2月1日に登場する。
22日に発売したF705iの新規価格は、バリューコースの一括払いで4万1790円、24回分割時で1610円/月(頭金3150円)。905iシリーズの価格よりやや安価に設定される。一括払いで約1万円/24回分割払いで約400円/月の差を、果たしてユーザーは大きいとみるか、小さいとみるか。次回、705iシリーズがどのような動きをするかに注目したい。
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