UL Japan、日本最大級のEMC試験場を神奈川県平塚市に新設

» 2008年02月06日 16時21分 公開
[ITmedia]

 米国の認証機関アンダーライターズ・ラボラトリーズ・インクの日本法人UL Japanは2月5日、神奈川県平塚市に新たなEMC試験所を建設すると発表した。2008年7月に着工し、2009年春の稼動を予定している。

 近年はさまざまな電磁波が放射されており、周辺機器が相互に影響を与えあう可能性が高まっている。EMC対策はこうした悪影響を防ぎ、「電磁波により他の機器を誤作動させない」「他の機器の電磁波により誤作動しない」ことを両立させるもので、オープンサイトと呼ばれる屋外と、電波暗室の2つの測定がある。

 今回新設されるEMC試験所は、延べ床面積約 2521平方メートルとうい日本最大級の規模を予定しており、自動車や工業機械、医療機器などの大型機器に対応できる10メートル暗室2基、5メートル暗室1基、6面暗室1基、シールドルーム2基を備えるという。

 主な試験対象分野はPC、プリンタ、無線LAN、無線LANカード、BluetoothなどのIT機器、産業用インバータ、ウエハ検査装置などの工業・科学・医療用機器、ミシン、ガス給湯器、エアコン、マッサージチェアなどの家庭用機器、デジタル/アナログTV、DVDプレーヤーなどの家庭用・業務用AV機器、PLCモデムなど。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年