Mobile World Congress 2008のパナソニックブースは、国内市場向けの2008年春商戦モデルやプロセッサやチップセットなどを含む構成部品、SDカードとBluetoothを活用した家庭内の連携利用提案、LiMo Platformを用いた“LiMo対応携帯”の展示を行っている。
LiMoはMotorola、NEC、NTTドコモ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、Samsung電子、LG電子などが参加する「LiMo Foundation」(2007年1月設立)による、Linuxをベースとする携帯電話用ソフトウェアプラットフォーム。オープンなOSを中心に構築したモジュール式、プラグイン式かつハードウェア非依存型のアーキテクチャであり、ダウンロードアプリケーションに対応したセキュアなランタイム環境を備え、開発コストの低減や柔軟性の向上、商品化までかかる時間短縮などが望める特徴がある。2月11日、LiMo FoundationはLiMo規格の確立を発表するとともに、参加メーカーによるLiMo対応初号端末の展示を行った。
発表機種はMOTO U9、MOTO Z6w、MOTOROKR Z6、RAZR2 V8、RAZR2 V8 Luxury Edition、MOTOROKR E8(以上、Motorola製)、N905i、N905iμ、N705i、N705iμ(以上、NEC)、P905i、P905iTV、P705i、P705iμ(以上、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)、SGH-i800(Samsung電子製)。LG電子製のLG LiMo Phone、アプリックス製のOPAL(m)、パープルラボ製のPurple Magicといった試作機も参考展示されていた。
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