ビートレンドは2月21日、法人企業携帯サイトへどのような機種からアクセスされているかの実勢調査結果を発表した。携帯向け総合販促ASPサービス「BeMss」を提供する環境のうち、法人企業携帯サイトへどのような機種からアクセスされているかを調べたもので、調査期間は1月1日から末日までの31日間。
同調査によれば、キャリア別のアクセス数の割合はNTTドコモが57.7%、auが33.2%、ソフトバンクモバイルが9.1%。前回2007年11月の調査結果と比較して、auとソフトバンクモバイルが比率を伸ばし、ドコモが比率を下げている。
キャリアおよび機種別のアクセス数は、ドコモが対象端末256機種のうち、シャープの「SH903i」「SH904i」、NECの「N904i」「N903i」、パナソニック モバイルコミュニケーションズの「P904i」がトップ5入りした。auは対象端末150機種のうちカシオ計算機の「W41CA」、東芝の「W53T」、シャープの「W52SH」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「W51S」、日立のW43H/W43H IIが、ソフトバンクモバイルは対象端末138機種のうちシャープの「911SH」「912SH」「705SH」東芝の「911T」、シャープの「913SH」がそれぞれトップ5に並んだ。
ドコモは上位にランクインされた5機種すべてが903iシリーズ以降の端末であり、うちの3種類は904iシリーズ。auでは初めてシャープ製端末がランクインした。ソフトバンクモバイルでは、他キャリアでは見られないスライド端末(911Tと913SH)がランクインしたのが特徴だ。
なお、HTMLメール対応端末の割合は83.4%、Flash対応端末の割合は94.2%、おサイフケータイ対応端末の割合は76.6%だった。
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