Wi-Fi電波で現在地を測定――「goo」の実験サービスがWindows Mobile端末に対応

» 2008年03月06日 11時02分 公開
[ITmedia]

 NTTレゾナントは3月4日、「gooラボ」上で展開しているWi-Fi(無線LAN)電波を使った位置測定サービスの実験について、対応デバイスにWindows Mobile端末を追加したことを発表した。

 gooラボでは2007年7月から、Wi-Fi電波から位置を測定するクウジットの技術『PlaceEngine』を活用し、Wi-Fi電波を受信したPCで現在位置を地図上に表示するサービスの実験を行っている。今回、Windows Mobile搭載端末に対応したことで、外出先などで現在位置が分からない場合でも、Windows Mobile搭載スマートフォンでWi-Fi電波を受信できる環境なら現在地や周辺の情報を閲覧可能になる。

 Wi-Fi対応のWindows Mobile搭載のスマートフォンでPlaceEngineサイトから専用ソフトウェアをダウンロードし、インストールすることで位置測定実験サービスを利用できる。ブラウザはOperaのみの対応となり、本体に標準添付しないスマートフォンでは別途入手する必要がある。なおgooラボは、同サービスをWindows Mobile 6 Standard Editionにも対応させる予定としている。

 エリア情報検索実験ページへのアクセスは http://map.labs.goo.ne.jp/index-wm.html から。

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