auの販売ランキングは今回、かなり大きな変化があった。
首位は日立製作所製の「Woooケータイ W53H」(前回2位)が獲得。続いて2位にカシオ計算機製の「W61CA」(前回6位)、3位にシャープ製の「AQUOSケータイ W61SH」(前回5位)、4位に京セラ製の「W53K」、5位にシャープ製の「W52SH」が入った。
このように、特に2008年春モデルのW61CAとAQUOSケータイ W61SHの躍進が目立った。W61CAは前回の6位から4つ、W61SHは前回の5位から2つ、それぞれ順位を上げている。前々回までの古い機種が売れていた状況は崩れ、ようやく新機種が上位に来るようになった。2008年発売の春商戦向けモデルはこのほかに、7位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W54S」、8位に京セラ製の「W61K」、9位にパナソニック モバイル製の「W61P」もランクインする。
このほか、紆余曲折あり、心配された三洋電機製「W54SA」の販売再開日も決まった。3月6日に中国・九州、7日に関西・四国、8日に東北・関東・中部の各エリアで発売される。W54SAは2007年11月の発表以来、前人気が高かっただけに、次回以降でどのあたりの順位に付けてくるか楽しみだ。
ソフトバンクモバイルの販売ランキングも、今回はかなり順位が入れ替わった。
首位は前回と同じく、シャープ製の「812SH」が獲得。続いて2位に東芝製の「814T」(前回5位)、3位にシャープ製の「GENT 812SH sII」(前回4位)、4位にパナソニック モバイル製の「920P」(初登場)、5位に「810P」が入った。
2月29日に発売された920Pは今回、初登場で4位に入った。920Pは、現在、キャリア総合およびドコモの販売ランキングで首位のP905iとほぼ共通するスペックが特徴の“VIERAケータイ”。今回は812SHなど、安価に販売され割安感のある旧機種にはかなわなかったものの、2008年発売モデルとして唯一ランクインし、今後も期待できそうなスタートダッシュを見せた。
このほかにソフトバンクモバイルのハイエンド機種は、シャープ製の「FULLFACE 2 921SH」、「インターネットマシン 922SH」、東芝製の“REGZAケータイ”「921T」といった注目モデルも控えている。ソフトバンクモバイルの直販サイト「ソフトバンクオンラインショップ」では、29日からFULLFACE 2 921SHと921Tの予約受け付けがすでに始まっており、これら2機種の発売は間近と思われる。
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