ケータイサイトに期待するのは、売上に対する直接効果

» 2008年03月07日 21時06分 公開
[ITmedia]

 インプレスR&Dのシンクタンク部門インターネットメディア総合研究所は3月7日、ケータイにおけるウェブサイト担当者の意向調査の結果を発表した。

 同調査によれば、自社が開設しているケータイサイトの効果に関しては、「非常に効果がある・役に立っている」と「効果がある・役に立っている」を合わせた、効果を感じている層は約44%となった。「あまり効果がない・役に立っていない」と「全く効果がない・役に立っていない」を合わせた、効果を感じていない層の約20%に比べ、倍以上高い。ケータイサイトに対して今後さらに期待する効果は、「売り上げに対する直接効果」が約53%で最多。「宣伝・広報効果、ブランド認知」が約38%でこれに続いた。

 自社が開設しているケータイサイトに対してアクセス解析を行っている法人は、「定期的に行っている」が23%、「不定期に行っている」が37%と、合わせて6割の法人がアクセス解析を行っている。一方で、25%の法人はアクセス解析を行っていないと回答しているという。

 同社は、企業のケータイウェブサイトの開設状況や担当者、制作や運用における効果や課題、予算などの概要に加え、アクセス解析やアクセス誘導の実施状況、ブログやフィード、SNSの利用等の61項目の設問について詳細な分析を掲載した『ケータイウェブサイト担当者―意向調査報告書2008(9)』を発売した。1023サンプルを対象としており、単純集計に加え、雇用者規模別、業務別、自社のケータイサイトの効果有無別の3パターンのクロス集計を掲載している。

 価格は冊子版、PDF印刷可能版がそれぞれ5万円、PDF印刷不可能版が2万5000円。サイトライセンス版も発売予定だ。

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