905iクラスの高性能、国内初“音声認識入力”メール搭載──「らくらくホン プレミアム」

» 2008年03月17日 15時13分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
Photo 「らくらくホン プレミアム」

 905iシリーズに劣らない高い機能に、らくらくホンシリーズならではの「しんせつ・かんたん・見やすい・あんしん」の工夫を盛り込んだ“ハイエンドらくらくホン”が富士通製の「らくらくホン プレミアム」だ。ディスプレイを90度回転できるサイクロイド機構に大型の3.1インチディスプレイ、ワンセグ、国際ローミング(3G/GSM)、GPS、FeliCa、320万画素AFカメラなど、ハイエンドモデルの「F905i」に通じる高いスペックを搭載する。発売は2008年4月の予定。

 主なターゲットは「ケータイは十分に使いこなせるし、最新機能も使いたい。ただ、文字が最近どうも……」という、携帯の扱いにある程度慣れたミドル・シニアユーザー。過度な装飾を省いたシンプルかつ上質なスリムデザインを採用し、ブラック、レッド、ゴールドと3色の落ち着いた色調のカラーを用意する。

 F905iから引き継いだサイクロイド機構は、右に倒すとワンセグ、左に倒すと320万画素カメラを起動する直感的な操作が可能。ディスプレイは文字の表示サイズを含めた見やすさを考慮し、フルワイドQVGA(240×432ピクセル)解像度の3.1インチ半透過型液晶を採用する。

 メールは、国内携帯で初となる「音声認識による入力機能」を搭載する。携帯に向かってしゃべると音声認識サーバを経由して認識した文字列をメール内容として挿入できる。音声での入力はこのほかに、登録したアドレス帳やカメラなどの機能を起動できる「音声呼び出し」、行きたい場所や駅名を声で検索できる「音声入力対応地図アプリ」「らくらく乗換案内」などの機能も用意する。

 らくらくホンシリーズでおなじみの機能は継承して搭載。通話しやすい「スーパーはっきりボイス」「ゆっくりボイス」「はっきりマイク+ダブルマイク」や、ワンタッチダイヤルボタン、着信時に相手の名前を読み上げる「着信時読み上げ」、会話を自動録音する「おまかせ通話録音メモ」、押しやすい凸形状キー、光って押すボタンを知らせる「光ガイド」、待受画面から目覚ましや歩数計、拡大鏡などを簡単に起動できる「便利ツール」、カメラ機能を利用した「拡大鏡」機能、緊急時にブザー鳴動と現在地を知らせる「ワンタッチブザー&イマドコサーチ連動機能」、歩数データを自動メール送信して管理できる「歩数計」、常時する背面液晶時計などの機能を備える。

Photo ハイエンドモデル「F905i」と同様のL字型サイクロイド機構を採用し、左右にディスプレイを傾けられる。おサイフケータイやワンセグなど、最新機能ももれなく搭載しつつ、使いやすさを追求した
「らくらくホン プレミアム」の主なスペック
機種名 らくらくホン プレミアム
サイズ(幅×高さ×厚さ) 50×109×20ミリ
重量 約140グラム
連続通話時間 約140分(テレビ電話:約110分)
連続待受時間 約465時間(歩数計オフ時)/約335時間(歩数計オン時)
アウトカメラ 有効320万画素CMOS AF付き
インカメラ 有効32万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売り)
メインディスプレイ 3.1インチワイドQVGA(240×432ピクセル)半透過型TFT液晶
サブディスプレイ 0.9インチモノクロSTN液晶(常時点灯対応)
ボディカラー レッド、ゴールド、ブラック
主な機能 ワンセグ、GPS、おサイフケータイ(FeliCa)、国際ローミング(3G/GSM)、FOMAハイスピード(HSDPA)、歩数計、ワンタッチダイヤルボタン、ワンタッチブザー ほか

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