USB+7.2Mbps通信対応「D02HW」が首位にPHS&データ通信端末販売ランキング(3月31日〜4月6日)(1/2 ページ)

» 2008年04月11日 20時54分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

ウィルコムのランキングに動きなし、ビジネスユーザー需要で変化は起こるか

2008年4月第1週
PHS販売
ランキング
先週順位 メーカー 製品名
1 1 京セラ HONEY BEE
2 2 京セラ WX330K
3 3 ケーイーエス 9(nine)+(WS009KEP)
4 4 東芝 WX320T
5 5 シャープ Advanced/W-ZERO3[es]
6 6 京セラ WX320K
7 7 ケーイーエス 9(nine)(WS009KE)
8 8 セイコーインスツル X PLATE(WX130S)
9 9 ネットインデックス nico+
10 10 ネットインデックス nico.
この記事は、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。
photo HONEY BEE

 今回のウィルコムの販売ランキングは前回と同じ結果で、変動は見られなかった。

 首位は「HONEY BEE」。続いて2位に「WX330K」、3位に「9(nine)+」、4位に「WX320T」、5位に「Advanced/W-ZERO3[es]」が入った。

 ウィルコムの契約数は、大幅純減となり心配された2008年2月に対し2008年3月は1万8300の純増に転じた。

 ただ、販売エリア別(TCAのPHS事業者別契約数参照)に見ると、もっとも契約数の多い東京・関東エリアのみ純減していたのは気になる。例えば、大都市圏を中心にカバーエリアをかなり増やし、音声サービスも始めたイー・モバイル(2008年3月は約13万の純増)や、料金を安価にしたドコモやauのデータ定額プランに少なからずともユーザーを奪われたと思える印象が残り、心配の種は消えていない。なおウィルコム単体の年間純増数も、2005年度の約86万、2006年度の約63万5000と比べ、2007年度は約8万8000の純増に留まった。

 4月を迎え、ビジネスユーザー向け機種の需要が増える傾向があるが、同様にW-ZERO3シリーズの需要は高まるだろうか。またAtom搭載の「新モバイルインターネットデバイスMID)」に期待する人も多そうだ。


 ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2008年4月11日現在)は以下の通り。

  • 1位:WX330K
  • 2位:Advanced/W-ZERO3[es]
  • 3位:HONEY BEE
  • 4位:WX320T
  • 5位:WX320K
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