「ドコモ中村社長が退任、副社長の山田氏が社長就任」との報道

» 2008年04月21日 15時10分 公開
[ITmedia]

 「新ドコモ宣言」で1人負けの現状を脱し、ユーザーに愛されるドコモを目指して新たなスタートを切ることを発表したNTTドコモだが、その日に「社長の中村維夫氏が取締役相談役に退き、副社長の山田隆持氏が社長に昇格する」という報道が流れた。ドコモでは「決定している事実はございません」とコメントしている。

 中村維夫氏は、2004年6月にドコモの社長に就任した。1998年からドコモの取締役経理部長を務め、ドコモの東証一部上場の際に尽力したほか、FOMAの立ち上げ時に関わり、FOMAが軌道に乗るまで営業分野でリーダーを務めた経歴を持つ。

 社長に就任してから4年、ソフトバンクモバイルの台頭や番号ポータビリティ(MNP)制度導入など、2006年以降は特に苦戦を強いられており、現状を打開するための「新ドコモ宣言」だったわけだが、経営体制も刷新する可能性が出てきたことになる。

 次期社長には現在代表取締役副社長 法人営業本部長を務める山田隆持氏の名が挙がっている。

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