ドコモ端末は現在、ユニバーサル端末「らくらくホン」シリーズが好調だ。
首位は前回と変わらず、富士通製の「らくらくホンIV」が獲得。らくらくホンIVは2007年8月に発売された機種だが、主力の905iシリーズを押さえ、依然、高い人気を維持している。
続いて2位にパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」、3位にNEC製の「N905i」(前回4位)、4位にパナソニック モバイル製の「P705i」(前回5位)、5位にシャープ製の「SH905i」(前回3位)が入った。
905iシリーズ(2007年11月発売)は、P905iの人気が依然高く、N905iとSH905iが2位争い、富士通製の「F905i」(今回6位)と三菱電機製の「D905i」(今回9位)、シャープ製の「SH905iTV」がそれに続く状況。705iシリーズ(2008年1月から順次発売)はP705iとシャープ製の「SH705iII」(今回8位)の2機種がランクインする。
今回は、好調のらくらくホンシリーズに新機種「らくらくホン プレミアム」も追加された。初登場7位とまずまずの出足で、今後の躍進も期待できる。落ち着いたカラーと使いやすさの工夫を盛り込んだSH705iIIとともにやや年配のビジネスユーザーに好評のようで、指名買いも多いという。
例年(JATEの端末認定なども含めて)、そろそろ夏モデルの話題も出てくる時期になってきたが、その前に「母の日、父の日」用として親に端末を購入する需要が増える小商戦もある。2008年は母の日が5月11日、父の日が6月15日。母の日は直前の10日の土曜日と母の日当日、そして約1週間前のゴールデンウィーク中がよい購入タイミングの1つとなると思われる。このニーズに完全に合致するらくらくホンシリーズの人気はしばらくの間続きそうだ。
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