日本情報化農業研究所は4月25日、同社が開発したオープンソースCMS「SOY CMS」の携帯サイト向け機能を拡充し、動作条件を緩和した新バージョンを、4月28日にリリースすると発表した。
SOY CMSは中小規模サイト向けCMSで、新バージョンでは3キャリア対応の絵文字表示機能、携帯端末で閲覧しやすいページの作成を支援する機能を追加する。またモジュール版に加え、CGI版のPHPでも動作するようにするなど、動作条件を緩和する。CGI版に対応することで、安価なレンタルサーバでの利用が可能となり、小規模なサイトへの導入が容易になるという。
動作環境は「PHP5.2以降が使用できる」「SQLite2もしくはMySQL4以降が使用できる」「.htaccessが使用できる」「mod_rewriteが有効」という条件を満たすApacheサーバ。
SOY CMSのライセンスには、無償のオープンソースライセンスとソースコード公開義務の無い有償ライセンスの2種類がある。有償ライセンスは5万2500円で、購入日から180日間、合計3回まで無料サポートを提供する。
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