LG電子とイタリアのファッションブランド“PRADA”のコラボ携帯「PRADA Phone by LG」(L852i)が国内でも登場する。
2007年にヨーロッパやアジア市場などで発売された「The PRADA Phone by LG」(KE850)から約1年。ここまで時間がかかったのは、海外メーカーの端末が受け入れられにくく、ユーザーが携帯に求める要求も高い特殊な市場である「日本仕様」に徹したためだった。
通信キャリアはNTTドコモを採用する。UI・ソフトウェアの日本語化や通信方式を日本で使えるW-CDMA(3G)仕様とする、いわゆる“ドコモ端末”にするための機能の実装とともに、特徴的な3インチのフルタッチパネルを指とタッチペンの双方で使える方式のパネルに変更した。
本端末はダイヤルキーを排し、キー入力も含めて画面に触れて操作するスタイルを採用する。国内ユーザーのマーケット調査を行った結果、国内市場においては、指のみより“ペン操作も使える方が望ましい”ことが分かった。その理由の1つに、ペン操作で操る携帯ゲーム機──ニンテンドーDSなどを身近に触れる機会の多いことが挙げられるという。
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